アフロ集結!? ニフティの音楽配信「MOOCS」ローンチパーティに鈴木亜美、w-indsらがメッセージ | RBB TODAY
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アフロ集結!? ニフティの音楽配信「MOOCS」ローンチパーティに鈴木亜美、w-indsらがメッセージ

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ローンチパーティは、Lattice aoyama1階の「CAFE 246」で開催された
  • ローンチパーティは、Lattice aoyama1階の「CAFE 246」で開催された
  • 受付スタッフも案内スタッフも、全員アフロ!
  • メインディスプレイにも、トレードマークのアフロキャラが配置されている
  • 実際に携帯電話を使った試聴台が用意されていたが、なんとヘッドフォンがアフロ型。アフロになって試聴しなければならない
  • 「MOOCS PLAYER」(SD-Jukebox V5.0 MOOCS Edition)の画面。情報豊富だが非常にわかりやすいインターフェース。ダウンロードファイルのサイズは30MB弱
  • ニフティ代表取締役社長の古河建純氏がまず挨拶
  • スペースシャワーネットワーク代表取締役社長の中井猛氏
  • エフエムインターウェーブ放送事業本部長の福井源氏
 10月31日から始まった、ニフティによるインターネット音楽配信サービス「MOOCS」(ムークス)。パソコンにSDカードを入れ、音楽をダウンロードし、SDカードに取り込んで、ケータイに差し込む、というスタイルで視聴する、新しい形の音楽配信サービスだ。1曲100円からと低価格で無料楽曲も多く、全曲試聴可能と魅力的なサービスとなっている。松下、東芝の協力のもと規格策定からはじまり、ついにローンチの日を迎えた。

 サービス開始当日の10月31日夜に、Lattice aoyama1階「CAFE 246」でローンチ記念のパーティが開催されたのだが、その会場は……アフロヘアだらけ! MOOCSではイラストキャラクターにアフロヘアが採用されているのだが、サイトを見るとわかるとおり、いたるところにアフロキャラが出てくる。ムービーもゲームも、すべてアフロだ。TV-CMでもアフロキャラが登場するとのこと。これは、音楽を聴いて頭が爆発する様子をアフロで表していて…と、理屈はわかるのだが、パーティ会場中をアフロが右往左往している様子は、なんとも圧巻だ。

 MOOCSの楽曲は、SD-Audio形式対応の携帯電話や松下D-snapなどの携帯オーディオで持ち運ぶのがメインスタイルだ。というわけで、会場にはパソコンだけでなく携帯機器での試聴台も用意されていた。しかし、この試聴台のヘッドフォンが、これまたすべてアフロヘア付き。なぜここまでアフロにこだわるのか?

 ともかくパーティタイムは進んで、司会進行役が登場する。「InterFM」でMOOCSの番組を実際に受け持つ、杉岡芳樹さんと船守さちこさんだ。MOOCSについて一通りビデオ説明が流れた後、サービス開始のカウントダウン。18時30分、晴れてサービス開始となった。
 ここでニフティ代表取締役社長の古河建純氏からの挨拶。既報のとおり、MOOCSはサービス開始時点で、エイベックスネットワーク、コロムビアミュージックエンタテインメントなど18社が参加するが、古河氏いわく「20万曲からのスタート」とのこと。これはユーザにとっては十分な選択の幅といえる。続いてスペースシャワーネットワーク代表取締役社長の中井猛氏、エフエムインターウェーブ放送事業本部長の福井源氏が挨拶し、それぞれに共同企画「SELECT MOOCS」(セレクト ムークス)についてアピールした。

 挨拶が終わると、改めて司会進行役の杉岡さん・船守さんが登場、各番組についての解説を行った。杉岡さんは新人アーティスト紹介に力を入れる「MOOCS Push(ムークス・プッシュ)」(放送開始日:11月1日、放送時間:毎週月〜木曜日22時50分〜23時)を担当する。船守さちこさんは、MOOCSに楽曲を提供している人気アーティストをゲストに招くトーク番組「MOOCS Express(ムークス・エキスプレス)」(放送開始日:11月4日、放送時間:毎週金曜日22時〜23時)を担当する。この日は不参加だったが、MOOCSに提供されている洋楽中心の番組「MOOCS Lounge(ムークス・ラウンジ)」(放送開始日:11月4日、放送時間:毎週金曜日23時〜24時)は、イデ・F・ダイスケさんがナビゲータを務める。

 これらの番組内で流れる楽曲は、FM放送を聴きながら、すぐ同時にその楽曲をダウンロードできる、というスタイルになるとのこと。これは非常に可能性を感じさせるサービススタイルだ。

 また、オレンジペコ、キリンジ、クラムボンなどを擁するインターネットラジオの老舗「i-Radio」もMOOCSへの対応を表明。アイラジオ代表取締役社長の黒田大明氏によれば、ニフティの「ココログ」でのアーティストブログとの連動も予定しているとのこと。また、11月3日からフジファブリックがi-Radioに登場することも公表された。

 続いてBEAMS、Cafe Apres-midi、duo MUSIC EXCHENGE、GQ、CAFE246、WIRED CAFEといったショップが、「Selectors」として楽曲チョイスなどで協力することが発表された(このパーティにもCafe Apres-midiとBEAMSからDJが参加していた)。これらのカフェで流れているBGMを、すぐにMOOCSでダウンロード、といった展開が予想される。

 続いて、MOOCSのローンチを記念して、参加アーティストから届いたお祝いのビデオメッセージが上映された。まずMINMI(やっぱりアフロだ!)から始まり、bonobos、耳切坊主、w-inds、そして鈴木亜美といったアーティストが次々と登場し、MOOCSへの期待を語る。アーティストにとっても、新しい視聴の場をファンに提供できるとあって、期待が大きいようだ。とくにMINMIは、MOOCSオリジナルパックとして、シングルCDコレクション「MINMI SINGLES」を配信するとのこと。

 最後に、ニフティMOOCSビジネス部プロジェクトリーダーの横地俊哉氏が挨拶。「プロジェクト自体は1年半前から松下さん東芝さんと一緒に進めていた」「調整が大変な部分がたくさんあり、ケータイキャリア、楽曲を提供するレーベルの協力がなければ成り立たなかった」と、いざ当日を迎えて一安心といったところだろうか。「いままでの携帯オーディオと異なる、新しいスタイルを提供した」と、iPod/iTMSを念頭においたと思える発言もあったが、たしかにまったく違うマーケット・ユーザ層を掘り起こしていると感じた。iPod/iTMSの場合、どうしても「iPodを購入する」ということが唯一のハードルとして存在する。しかしMOOCSの場合は、すでに所有している携帯電話などが、そのままポータブルオーディオとして使用できる。この違いは大きいだろう。

 アフロで爆発! という奇抜なプロモーションの背景に、確固たる自信と可能性を覗かせたMOOCSの離陸だった。

◆楽曲提供を行うレコード会社などの権利者
(50音順、10月31日提供開始)
 ・エイベックス ネットワーク株式会社
 ・コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社
 ・株式会社サンミュージック出版
 ・オーチャード
 ・株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
 ・ダイキサウンド株式会社
 ・株式会社ドリーミュージック
 ・株式会社チャプター・ワン
 ・デュオ・レコード
 ・東芝EMI株式会社
 ・株式会社ハーモニープロモーション
 ・株式会社BBMC
 ・ビクターエンタテインメント株式会社
 ・株式会社フォーライフ ミュージックエンタテイメント
 ・株式会社プライエイド・レコーズ
 ・株式会社ブルース・インターアクションズ
 ・株式会社ポニーキャニオン
 ・有限会社ミュージー

◆参加予定(50音順、11月以降順次、提供開始)
 ・株式会社つばさレコーズ
 ・株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ
 ・株式会社トライエム
 ・日本クラウン株式会社
 ・株式会社BMG JAPAN
 ・株式会社ミュージックエアポート
 ・株式会社ミューチャー・コミュニケーションズ
 ・株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
 ・株式会社ライツスケール
  ※レコード会社などの権利者は今後も増えていく予定。
《冨岡晶》
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