エプソン、セキュリティチップ搭載のA4/B5モバイルノートPC ホワイトモデルも | RBB TODAY
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エプソン、セキュリティチップ搭載のA4/B5モバイルノートPC ホワイトモデルも

IT・デジタル ノートPC
Endevor NT2800
  • Endevor NT2800
  • Endevor NT350
  • Endevor NT350 White Edition
 セイコーエプソンは12日、セキュリティチップ(TPM)を搭載した同社のノートPC「Endevor NT」シリーズの新機種を10月12日からエプソンダイレクトにて順次発売すると発表した。

 新機種は、A4ノートPC「Endevor NT2800」、B5モバイルノートPC「Endevor NT350」およびその特別仕様であるホワイトエディションモデル「Endevor NT350 White Edition」の計3種。NT2800は従来製品「NT2700」の後継機、NT350は従来製品「NT340」の後継機に相当する。

 NT2800は10月下旬から、NT350は10月12日から、同White Editionは11月初旬から、それぞれ注文受け付けを開始する。3製品ともBTOに対応し、最小構成の価格は「NT2800」が77,700円から、「NT350」および同「White Edition」が138,600円からとなっている。

 今回発売される新機種は、いずれもTCG(Trusted Computing Group)で定義されたセキュリティの仕様(v1.1b)に準拠したセキュリティチップ「TPM」を搭載し、高度なセキュリティを実現可能にしているのが特長。

 TPMチップ内に暗号化キーを格納・管理し、HDDへの不正アクセスや盗難、紛失時のデータ保護を実現するほか、パワーオンパスワード、スーパーバイザーパスワード、ハードディスクパスワードなどとの組み合わせにより、安全性を飛躍的に向上させることができる。

 また、BTOで書き込み可能な光学ドライブを選択した場合、暗号化されたCD/DVDメディアを作成することができる「B's Recorder Gold 8 Security」が添付されるなど、PC本体だけでなく、CD/DVDメディアにも高度なセキュリティ対策を施せる。

 さらに、オプションで選択可能なユーティリティ「ShadowMode Desktop Protector 2.5」は、PCを起動するたびに、すべての変更内容を瞬時にリフレッシュし、ウイルスがHDDを書き換えてしまった場合も、PCを再起動することで、元の状態に戻すことができる。 

● A4ノートPC「Endevor NT2800」

 NT2800は、メインボードにSiS M661MXチップセットを搭載。メモリはDDR PC2700を採用し標準で256MBを搭載(最大1.0GBまで搭載可能)。CPUはPentium M 740(1.73GHz)〜770(2.13GHz)、Celeron M 360J(1.40GHz)の中から選べる。

 液晶ディスプレイはSXGA+(1,400×1,050ドット)またはXGA(1,024×768ドット)の2種類の表示解像度のものから選択可能(ビデオチップはM661MXチップセット内蔵)。

 ドライブは、HDDが標準で40Gバイト(Ultra ATA/100対応、5400rpm)を搭載(100GBまで選択可能)。光学ドライブは、標準のCD-ROMドライブに加え、DVD-ROM、コンボドライブ、スーパーマルチ(DVD+R 2層書込み)を選択可能となっている。

 バッテリーは、最長約4.9時間(JEITA1.0)の駆動時間を実現する長時間バッテリー、最長1.5時間(JEITA1.0)使用できる標準バッテリーの2種類が用意される。

 ネットワーク機能は、100BASE-TX/10BASE-Tを標準搭載し、IEEE802.11b/g対応無線LAN機能を内蔵することも可能。

 キーボードは19mmピッチフルサイズキーボードを採用。USB2.0ポートを本体の左右側面(計4ポート)に設置する。

 そのほか、外部VGA出力、IEEE1394 400Mbps(1394a対応)、PCカードスロット(TYPE II×1、CardBus対応)、3in1のメモリカードスロット(SDカード、マルチメディアカード、メモリースティックに対応)、内蔵のAC'97サウンド機能を活かせるステレオスピーカー(出力1.0W×2)などを搭載する。

 本体サイズ(幅×奥行き×高さ)は332×287×35.6mm(突起部を除く)、重さは約3.0kg(2400バッテリー装着時)、約3.45kg(8800バッテリー装着時)となっている。

● B5モバイルノートPC「Endevor NT350」

 NT350および同White Editionは、メインボードにIntel 915GMチップセットを搭載。メインメモリには、8.5GB/sの高速データ転送を実現し、パフォーマンスと省電力性に優れたInfineon製DDR2メモリ(PC2-3200、DDR2-400MHz)採用し、標準で256MBを搭載(最大1.25Gバイトまで搭載可能)。CPUには、Pentium M 740(1.73GHz)〜760(2.0GHz)、Celeron M 360J(1.40GHz)の中から選べる。

 液晶ディスプレイは12.1型TFT XGA(1024×768)を採用。

 ドライブは、HDDが標準で40Gバイト(Ultra ATA/100対応、5400rpm)を搭載(100GBまで選択可能)。光学ドライブは、標準のCD-ROMドライブに加え、DVD-ROM、コンボドライブ、スーパーマルチ(DVD+R 2層書込み)、ドライブなし(White Editionでは選択不可)を選択可能となっている。

 バッテリーは、最長約7.5時間(JEITA1.0)の駆動時間を実現する超長時間バッテリー、最長5.2時間使用できる長時間バッテリー、最長2.3時間使用できる軽量バッテリーの3種類が用意される。

 ネットワーク機能は、100BASE-TX/10BASE-T対応に加えファクスモデムを搭載。また、オプションで次世代のセキュリティ規格WPA2(Wi-Fi Protected Access2)に対応した無線LAN機能「Intel PRO/Wireless 2915ABG」を追加することも可能。

 キーボードは従来製品「NT340」と同仕様のものを継承しつつ、新たに仮名文字表記をなくした「ローマ字キーボード」をオプションに追加。また、 タッチパッドやパームレスト部の表面処理を変更し、汗などによるベタつき感を改善している。

 そのほか、USB×3、PCカードスロット(TYPE II×1)、3in1のメモリカードスロット(SDカード、マルチメディアカード、メモリースティックに対応)を搭載する。

 ボディカラーは、ダークメタリック、シャンパンゴールド、ディープマリンブルー、パールホワイトから選択可能で、今回は特別仕様のWhite Editionも用意される。

 本体サイズ(幅×奥行き×高さ)と重さ(光学ドライブなし/ソライブ付き)はそれぞれ、軽量バッテリー装着時が275×235×25〜31mmで1.42kg/1.54kg、長時間バッテリー装着時が275×245×25〜31mmで1.56kg/1.68kg、超長時間バッテリー装着時が275×265×25〜31mmで1.70kg/1.82kgとなっている。
《竹内充彦》
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