松下電器産業は、光学12倍ズームの「LEICA DC VARIO-ELMARIT」レンズと、2.0型23.5万画素のマルチアングル液晶、手ブレ補正機構を搭載した800万画素デジタルカメラ「LUMIX DMC-FZ30」を8月26日に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は75,000円前後。 DMC-FZ30は、有効800万画素の1/1.8型CCDを搭載したデジタルカメラ。光学12倍のズームレンズは、10群14枚構成のLEICA DC VARIO-ELMARIT。画角は、35mm判の焦点距離35〜420mmに相当する。開放F値はF2.8〜F3.7。 シャッター速度は、1/2,000〜60秒。連写撮影機能は3コマ/秒、最大9コマ(スタンダード)/最大5コマ(ファイン)の高速連写が可能なほか、記録メディア容量いっぱいまで撮影できるフリー連写モードを備える。ポップアップ式のフラッシュを内蔵し、撮像感度はISO80〜400。最短撮影距離は、広角端が30cm、望遠端が2m。マクロ時は、広角端が5cm、望遠端が2mまで接写できる。 起動時間は0.97秒。レリーズタイムラグ最短0.01秒。画像処理エンジンは、「ヴィーナスエンジン II」を採用。画質モードは、JPEGのファインとスタンダード、TIFFに加え、RAWも用意する。 静止画の最大記録解像度は、4:3モードが3,264×2,448ピクセル、3:2モードが3,248×2,160ピクセル、16:9モードが3,072×1,728ピクセル。動画では、640×480ピクセル、30fpsとなる。記録メディアは、SDメモリーカード/マルチメディアカード。 液晶ディスプレイは2.0型23.5万画素の低温ポリシリコンTFT。さらに、0.44型23.5万画素の電子ファインダーを装備する。 本体サイズは幅140.75×高さ85.5×奥行き138.1mm、重さは674g。電源にはリチウムイオンバッテリーを採用し、バッテリー寿命(CIPA規格)は約280枚としている。