ニコン、デジカメなどの商品倉庫を横浜1カ所に集約 デジカメの収益性と競争力を強化 | RBB TODAY
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ニコン、デジカメなどの商品倉庫を横浜1カ所に集約 デジカメの収益性と競争力を強化

IT・デジタル デジカメ
 ニコンとニコンカメラ販売は19日、デジタルカメラなど映像事業製品の国内商品倉庫を統合した新拠点「ニコン横浜ロジスティクスセンター」を8月に設立すると発表した。同時に、現在、大井製作所内に設置している国内のアフターサービス部門を同センター内に移転する。これにより、販売店経由の修理品に対し迅速な修理対応と配送サービスを実現できるとしている。

 映像事業では、これまで首都圏の3カ所(川崎・高津区、東京・港区芝浦、東京・大田区平和島)に商品倉庫を設け、国内の物流拠点として運営してきた。今回の統合により、倉庫間の輸送を廃止し、先進の物流施設を有効活用することで国内物流コストを約20%削減するという。

 また、物流システムも刷新し、物流管理業務の向上を図ることで入庫から出荷までの期間を大幅に短縮。海外向けでは輸出まで平均2.5日、国内向けでは1日で販売店への出荷が可能になる。在庫を1カ所に集中することで、約20億円の棚卸圧縮も行う計画だという。

 両社は、これら国内物流システムの効率化を図ることで、デジタルカメラ事業の収益性の向上、競争力を強化するとしている。

 ニコン横浜ロジスティクスセンターの概要は以下のとおり。

 所在地:横浜・鶴見区生麦2-2-26 プロロジスパーク横浜
 面積:約7,700坪(4階建ての1階)
 稼動時期:2005年8月
《高柳政弘》
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