ソフォス、2004年11月のウイルスランキング。新規のSober-Iが2位に
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Sober-Iは11月に新しく発生したにも関わらず、11月中に寄せられた報告の20%を占め、2位にまでなった。Sober-Iはメールによって拡散するタイプで、さまざまな件名と本文とを使うが、本文の多くはセキュリティ情報を装って、問題の詳細を読むためにユーザーに添付ファイルを開かせようとするものだ。
なお、同社が11月に検知・駆除した新規ウイルスは1,379に上ったという。またメール全体に占めるウイルスの割合は5.6%で、先月の4.6%よりも上昇している。
●ソフォスの2004年11月における「トップ10ウイルス」
[1位] W32/Netsky-P (24.2%)
[2位] W32/Sober-I (20.4%)
[3位] W32/Zafi-B (17.9%)
[4位] W32/Bagle-AU (11.0%)
[5位] W32/Netsky-D (4.4%)
[6位] W32/Netsky-Z (3.9%)
[7位] W32/Bagle-AA (2.6%)
[8位] W32/Netsky-B (2.4%)
[9位] W32/MyDoom-O (2.2%)
[10位] W32/Netsky-Q (2.1%)
その他 8.9%
また、同じく同社が11月に報告を受けた偽ウイルス情報のワースト10も発表された。「Hotmail hoax」が5ヶ月連続の1位を占める一方、11月に新しく発生した「Yahoo instant message」がチャートインしている。
●2004年11月における偽ウイルス情報ワースト10
[1位] Hotmail hoax (24.1%)
[2位] Meninas da Playboy (9.6%)
[3位] A virtual card for you (8.8%)
[4位] Jamie Bulger (4.7%)
[5位] Applebees Gift Certificate (3.4%)
[6位] Bonsai kitten (3.3%)
[7位] Budweiser frogs screensaver (3.2%)
[8位] Yahoo instant message (3.0%)
[9位] WTC Survivor (2.8%)
[10位] Bill Gates fortune (2.2%)
その他 34.9%