関西マルチメディアサービス(ZAQ)、関西ケーブルネット、大阪セントラルケーブルネットワークの3社は、一部の系列局で2003年1月より下り20Mbpsのコースを追加すると発表した。対象は、大阪セントラルケーブルネットワーク、吹田ケーブルテレビジョン、豊中コミュニティーケーブルテレビなど計9局。 今回の増速では、ケーブルモデムの標準規格「DOCSISシステム」を採用。これまで、下り10Mbps/上り128kbpが最高だったCATVインターネットの通信速度を下り20Mbps/上り2Mbpsまで引き上げる。 これにより、旧サービスより月額600円高い月額4,950円(別途モデムのレンタル料金月額550円が必要)の20Mbps対応コースが追加される。旧サービスからの乗り換えは、宅内モデムの交換手数料として3,000円が必要となるが、当面はキャンペーンとして無料にする方針だという。受付は、今月より各局で順次開始する。 なお、この3社では、今年度に入り高速CATVインターネットのフィードテストを実施しており、その結果、安定したサービスが提供できると判断してサービス追加に踏み切ったとしている。 詳細は以下の通り。■2003年1月より増速予定 大阪セントラルケーブルネットワーク 京阪ケーブルテレビジョン(11/19より上り速度を2Mbpsに増速した試験サービスを実施) 六甲アイランドケーブルビジョン(モニタサービスとして開始)■2003年2月より増速予定 吹田ケーブルテレビジョン 豊中コミュニティーケーブルテレビ 高槻ケーブルネットワーク 池田マルチメディア 東大阪ケーブルテレビ 守口・門真ケーブルテレビ