NTT東日本およびNTT西日本は、3月15日より、DSLサービスを検討しているユーザ向けに電話回線の線路距離長および伝送損失値の情報を公開するウェブページを設置する。 対象回線の電話番号を入力することで、収容ビルからの線路長(電話線の長さ)と、収容ビルまでの間の伝送損失値(信号の劣化具合)を確認することができる。これにより、実際にDSLサービスを導入する前にどの程度の速度が期待できるかを推定することができる。ユーザの利用は無料で、この情報は各DSL事業者のウェブサイトからのリンクとしても提供される予定となっている。 なお、このサービスを実施するにあたってかかるコストは、NTT回線を使用しているDSL事業者全体で負担することになっており、月間の新規開通シェアに応じて請求される。この料金は月額1,119万5千円を予定(認可申請中)しており、2月の総開通数(約28万)からすると、1ユーザあたり40円弱のコストとなる。 この「電話回線の線路情報」ホームページの公開予定は以下のとおり。3月15日午前8時〜: NTT東日本 全エリア NTT西日本 関西・北陸・四国エリア3月18日午前8時〜: NTT西日本 東海エリア3月25日午前8時〜: NTT西日本 中国・九州エリア