ソニー、グループ各社に共通の顧客ID「My Sony ID」を導入。サービスやコンテンツの利用がよりスムーズに | RBB TODAY
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ソニー、グループ各社に共通の顧客ID「My Sony ID」を導入。サービスやコンテンツの利用がよりスムーズに

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 ソニーは、これまでソニーグループ各社が個別に発行していた顧客IDをあらため、グループ共通の「My Sony ID」へ順次移行していくと発表した。My Sony IDを使用すると、これまでIDごとに個別に行う必要のあった転居時の住所変更などが一度で済むようになるほか、ソニーグループの運営するウェブサイトでの認証が、My Sony IDのみで行えるようになるため、複数のIDを管理する必要がなくなる。

 My Sony IDは、ユーザが自由に選んだ3〜30文字の英数字に、5文字の付加文字列が付いたもの(例:taro@ab22」「vaiofan@cd29」)で、人気の集中しそうな単語についても多くのユーザが利用できる仕組みになっている。(「@」の後ろはランダム生成された英字2文字・数字2文字)

 このMy Sony IDについては、当初ソニー本体のほか、ソニーマーケティング、ソニーコミュニケーションネットワーク(So-net)、ソニーファイナンスインターナショナルが採用する。スケジュールとしては、ソニー製品登録ユーザについては5月末、ソニースタイルサイトのユーザは6月、So-net会員は夏からMy Sony IDが使用できるようになる予定。My Sony IDが提供された後も、従来の顧客IDは一部を除いて引き続き利用できるとのことだ。

 「ユビキタス・バリュー・ネットワーク」構想に基づいて今後ソニーグループ各社が提供するサービスやコンテンツについても、My Sony IDで一元的な認証が可能になるという。膨大な顧客と、多様な製品・サービス・コンテンツをかかえるソニーグループが一元的な顧客IDを導入することで、グループとしての顧客囲い込みが推進されるものと思われる。
《RBB TODAY》
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