この週末、マイクロソフトのデータベースサーバ「SQL Server 2000」を狙ったワーム型ウイルス(名称:SQLP1434、SQLExp、SQLSlammer、など)が感染を広めた。このウイルスは、SQL Server 2000の既知のセキュリティホールを利用して、サーバを停止させるなどの攻撃を行う。
シマンテックは、セキュリティホールを使って自動起動するタイプの大量メール送信型ウイルス「W32.HLLW.GOP.G@mm」について警告している。メールのほか、ネットワーク共有ドライブなどを使っても感染を広めるようにできている。
イスラエルのアラジン・ナレッジ・システムズは、同社のセキュリティ製品シリーズ「eSafe」が、最近感染を広めているマスメーリング型ウイルス「Win32.Lirva.a」をウイルス定義ファイルの更新しなくてもブロックしたと発表した。
KDDI、トヨタ自動車など6社が3年間に渡るITSのDSRC研究開発の研究成果発表を本日実施した。本日公開されたものは、実験設備を使ったハンドオーバとセキュリティを確保した通信の2つに集約できる。DSRCを使った双方向通信を実現するにあたり、これら2つの問題点を解消したことは自動車における双方向ブロードバンド通信の実現が近づいたことを意味する。
ソフォスは、大量メール送信型のウイルス「W32/Avril-A」について警告をおこなっている。セキュリティ情報を偽装して添付ファイルを開かせようとしているほか、IEのセキュリティホールを使ってメールのプレビューだけで発病することが可能。