RISCON展示会場(危機管理産業展)では、放射能を除染したり・放射線から身を守るための除染・防染ツールや装置も数多く紹介されていた。今後、福島第一原子力発電所の事故収束に向けて、除染は大変重要な作業となるため、本稿でも紹介したい。
東日本大震に端を発した福島第一原子力発電所の事故。米国iRobot社は、原子炉建屋に初めて入ったロボットの供給元として一躍有名になったが、PackBotのような陸上ロボットだけでなく、水中ロボットも発売している。
ここでは、RISCON(危機管理産業展2011)展示会場で目を引いたユニークなビークルについて紹介しよう。
RISCON(危機管理産業展)の展示会場では、東京消防庁による「東日本大震災・派遣活動デモンストレーション」が実施されていた。これらは東日本大震災で導入された救出ロボットだ。
東日本大震災の被災地でさまざまな活動を行った自衛隊は、「危機管理産業展」(RISCON)には毎回のように出展している。今回は被災地で活躍した浄水セットを備えた特殊車両を披露した。
RISCONの屋外展示場では、東京消防庁が珍しい特殊車両を展示していた。災害現場などで救護車として活躍する特殊救急車に加え、実際に福島第一原子力発電所の事故で現地に赴いた屈折放水車や遠距離大量送水車も出展していた。
10月19日から21日までの3日間、東京ビッグサイトにおいて「危機管理産業展 2011」(以下、RISCON TOKYO 2011)が催されている。本展示会は、国内唯一の危機管理総合トレードショーとして、今年で7回目の開催となるもの。
21日までの3日間、地震、原発事故、テロ対策などの危機管理をテーマにした2つの展示会が、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催されている。