ホン・ミョンボ前監督の後任が日々話題となっている韓国。
新たに“白シャツの魔術師”の名が浮上した。
ホン・ミョンボ前監督の退任後、後任選びが進められるなか、フランスメディアはエルヴェ・ルナール氏を有力候補の一人として報じた。
フランスメディア『フット・メルカート』のサンティ・アウナ記者は7月23日(日本時間)、「北中米W杯でチュニジア代表を率いたルナール監督に、複数の代表チームが関心を示している。複数の関係者によると、ホン・ミョンボ監督が退任した韓国代表の次期監督候補としても有力視されている」と伝えた。

ルナール氏は、ザンビア、コートジボワール、モロッコ、サウジアラビアなど、数多くの代表チームを率いてきたベテラン指揮官だ。特に、2022年のカタール大会ではサウジアラビア代表を率い、優勝候補だったアルゼンチン代表を破る番狂わせを演じたことで世界的な注目を集めた。ダンディーなルックスと試合中に白いシャツを着用するスタイルから、日本では“白シャツの魔術師”とも呼ばれている。
今大会の北中米W杯では、大会期間中にチュニジア代表の指揮官に就任。サブリ・ラムシ監督の解任を受けて緊急登板したが、日本代表とオランダ代表に連敗し、わずか2試合で任務を終えた。
短期間でチームを去ることになったものの、ルナール氏への評価は依然として高い。ザンビア代表とコートジボワール代表をアフリカネーションズカップ優勝に導いた実績が評価され、南アフリカ、セネガル、アルジェリアなども次期代表監督候補として検討しているとされる。

また、韓国代表との関係が取り沙汰されるのは今回が初めてではない。2024年にユルゲン・クリンスマン監督が解任された際にも、韓国サッカー協会の後任候補の一人に挙がっていた。
また、世界的な知名度を誇る指揮官だけに、国際的スターであるソン・フンミン(ロサンゼルスFC)ら海外組の選手をまとめるうえでも、大きな問題はないとみられている。
ただし、実際に交渉へ発展するかは現時点では不透明だ。韓国サッカー協会は現在、次期代表監督の選考方法を含めた手続きを進めている段階で、会長不在や公聴会への対応など、複数の課題を抱えている。そのため、新監督の選定作業は当初の想定以上に慎重に進められる可能性が高い。



