日本旅行に訪れた韓国人女優の“空港写真”をめぐって賛否の声が上がっている。
女優ミン・ドヒは9月2日、自身のインスタグラムを更新。「母の初めての日本旅行。人混みより静けさを好む母と私が選んだ東北。静かに歩いてバスに乗るだけでも幸せな私たち」とコメントを添え、複数の写真を投稿した。
投稿には、ミン・ドヒが母親と東北を訪れた写真が並んでいる。仙台空港に到着した際の写真や、現地の風景や食事、母娘でのツーショットなど親子仲睦まじい思い出をファンに共有している。
そんななか、空港で撮影されたミン・ドヒの写真が物議を醸している。
写真の中で、ミン・ドヒはテイクアウトのコーヒーを片手にとある空港の搭乗口付近のベンチに座り、カメラをじっと見つめている。その際、靴を履いたまま両足をベンチに乗せていたのだが、これが一部のユーザーから指摘されているのだ。

ファンからは温かいコメントが寄せられた一方で、写真が拡散すると「公共の場で靴のまま椅子に足を置くのは非常識だ」「旅行がときめきは理解できるが、多くの人が利用する空港で靴を脱がずに足を置くのは迷惑だ。公共の場では基本的なマナーを守ろう」という批判が噴出。この行為を問題視する認識がないままSNSに公開した点も火に油を注いだ。
ミン・ドヒに対する指摘の中には、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の過去騒動と比較する声もあった。尹前大統領は2022年の大統領選時、とある列車の座席に靴のまま足を上げた行為が写真で拡散され、韓国国内で大きな物議を醸していた。
知名度の高い芸能人であり、影響力を持つ立場だからこそ、ミン・ドヒには「投稿する前に一度考えてほしかった」という残念がる声も出ている。ただ、「批判が行き過ぎではないか」「単に楽に座っている姿を過度に解釈し過ぎだ」と擁護する反応もある。

ミン・ドヒは1994年9月25日生まれの30歳。2012年にガールズグループ「Tiny-G(タイニージー)」のメンバーとしてデビューし、翌2013年放送のドラマ『応答せよ1994』でのチョ・ユンジン役を演じて女優活動もスタートした。
その後も『のだめカンタービレ ~ネイル カンタービレ』『魔女宝鑑 ~ホジュン、若き日の恋~』『キミに猛ダッシュ ~恋のゆくえは?~』『私のIDはカンナム美人』『キミと僕の警察学校』などのドラマや、映画『茲山魚譜 チャサンオボ』などに出演。昨年から芸能事務所PAエンターテインメントと専属契約を結び、新たなスタートを切っている。
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