光州FCが今夏初の補強に成功した。
複数のJクラブを渡り歩いたベテランMFを獲得し、リーグ後半戦の巻き返しを図る。
リーグ前半戦を最下位で折り返したKリーグ1部の光州(クァンジュ)FCは7月9日、「元北朝鮮代表MFリ・ヨンジを獲得した」と発表した。
1991年生まれのリ・ヨンジは、大阪朝鮮高級学校、大阪商業大学を経て、2013年に徳島ヴォルティスでプロキャリアをスタート。その後、V・ファーレン長崎、カマタマーレ讃岐、東京ヴェルディ、FC琉球、いわてグルージャ盛岡と、10年以上にわたってJリーグの舞台で活躍してきた。Jリーグでは通算261試合に出場し、20ゴール8アシストを記録している。
2024年に韓国2部のFC安養(アニャン)に加入し、リーグ29試合で3ゴール1アシストを記録して1部昇格に貢献。その後、翌年には釜山(プサン)アイパークへと期限付き移籍し、同シーズン終了後にはFC安養、釜山アイパークと契約満了となっていた。
また、北朝鮮代表としても長年プレー。2014年の仁川アジア大会では全試合に出場し、銀メダル獲得に貢献したほか、2015年アジアカップ、2019年アジアカップ、2022年カタールW杯アジア2次予選など、国際舞台での経験も豊富だ。

187cmのフィジカルを誇り、守備的MFを本職としながらセンターバックもこなせるマルチプレーヤー。優れたインターセプト能力や広いエリアをカバーする豊富な運動量、後方から攻撃の起点となる正確な縦パスなどを持ち味としている。
さらに、試合中に絶えず味方とコミュニケーションを取りながらディフェンスラインを統率するリーダーシップや、高い戦術理解度も評価されている。状況に応じて中盤と最終ラインを行き来できる柔軟性も備えており、光州の戦術の幅を広げる存在として期待されている。
クラブ関係者は「リ・ヨンジは豊富な経験と高いプロ意識を持つ選手だ。複数ポジションをこなせる能力に加え、試合運びやリーダーシップにも優れており、後半戦のチームに大きな力をもたらしてくれるだろう」とコメントした。
また、リ・ヨンジ本人は今回の移籍にあたり、「ブランクがあった自分を信じて選んでくれた光州に心から感謝している。その感謝の気持ちをピッチですべて表現し、必ず良い結果で恩返ししたい」と意気込みを語っている。
(記事提供=OSEN)



