韓国代表が6月4日(日本時間)、米ユタ州ソルトレイクシティで行われた強化試合でエルサルバドルを1-0で破った。
北中米W杯へ向けた最終リハーサルは、イ・ドンギョンの直接フリーキックによる先制点を守り切っての完封勝利。心配された負傷者も出ず、韓国はこれ以上ない状態で本番へと臨む。
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完封勝利を見届けたホン・ミョンボ監督は「日程を全て終え、負傷選手なしで終えられてよかった。高地にもある程度適応したようだ」と語った。海抜1500メートルを超える決戦の舞台、メキシコでの戦いを見据えた高地キャンプ。トリニダード・ドバゴ戦で負傷し代表を離脱したチョ・ユミンの代役として急遽招集されたチョ・ウィジェや、新戦力であるイ・ギヒョクがディフェンスにうまくフィットし、失点をゼロに封じ込めた。

決勝点を決めたイ・ドンギョンも「本大会前の最後のテストマッチで勝利できて本当に良かった。準備をしっかり終えられたようだ」と手応えをかみしめた。得点シーンでは、鋭く放たれた左足のシュートが計算通りにゴール隅へ吸い込まれた。「相手が作った壁に少し隙間が見えた。自信を持って蹴ろうと思った」と本人は振り返った。
昨季Kリーグ年間MVPに輝いた28歳の活躍には、同試合の解説を担当した元韓国代表のイ・グノも「つま先の感覚が生きている。イ・ドンギョンの出来栄えを見て、ホン・ミョンボ監督も頭が痛くなるほど良い悩みができたはずだ」と舌を巻く。

韓国の中盤はイ・ガンイン(パリ・サンジェルマン)、イ・ジェソン(マインツ)、ファン・ヒチャン(ウルバーハンプトン)ら欧州組も多く熾烈を極めるが、誰よりも強烈な印象を残した。自身初のワールドカップに向けて、イ・ドンギョンは「本番では必ず結果を出さなければならない。国民に大きな喜びをお届けできるようさらに準備する」と決意を表した。

ホン・ミョンボ監督も、目前に迫った本番への覚悟を問われて表情を引き締めた。「不足していた点、特に守備的な部分に集中してトレーニングをする計画だ」。前哨戦を無事にクリアした指揮官の視線は、すでに目の前のW杯へと注がれていた。



