『江南スタイル』で知られる歌手PSYが、向精神薬を代理受領した疑いで検察に送致された。
5月29日、ソウル・西大門(ソデムン)警察署は、PSYと大学病院の教授、医師3人、マネージャーら計6人を医療法違反の疑いで不拘束で送致した。
PSYは2022年から昨年にかけて、ソウル市内の大学病院で向精神薬のザナックスとスティルノックスの処方を非対面で受け、マネージャーなど第三者を通じて薬を受け取らせた疑いが持たれている。

ザナックスとスティルノックスは、睡眠障害や不安障害、うつ病の治療などに使用される向精神薬である。 依存性や乱用のリスクがあるため、対面診療による処方が原則とされている。
警察は、当該病院の教授がPSYとの個人的な親交をもとに非対面処方を行ったと判断。この教授のほか、医師3人も同じ容疑で検察に送致された。
韓国の医療法上、処方箋は患者を直接対面診察した医師のみが発行でき、診察を受けた患者本人でなければ処方箋を受け取ることができないと定められている。
警察は捜査の過程で、PSYがマネージャー名義で薬の処方を受けていたかどうかについても調べたが、代理処方を裏付ける事実は確認されなかったという。捜査の結果、代理受領のみが認定されたと伝えられている。
これについて、所属事務所P NATIONは「睡眠薬の代理受領に伴う医療法違反に関する警察の捜査は終了しており、今後の検察捜査にも積極的に協力する」とコメントした。
また、所属事務所は昨年にも「処方薬である睡眠薬を代理受領したことは明白な過ちであり、不注意だった」と謝罪しつつ、「代理処方はなかった」と説明していた。



