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今度はキャンプ中に賭博 不祥事の無限ループ、のど元過ぎれば熱さを忘れる韓国プロ野球の“構造的欠陥”

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今度はキャンプ中に賭博 不祥事の無限ループ、のど元過ぎれば熱さを忘れる韓国プロ野球の“構造的欠陥”
  • 今度はキャンプ中に賭博 不祥事の無限ループ、のど元過ぎれば熱さを忘れる韓国プロ野球の“構造的欠陥”

正直、もう驚きもしない。台湾キャンプ中の賭博騒動、忘れた頃にまた持ち上がる不祥事だ。

「どうせそのうち収まる」「先輩たちも許された」とでも思っているのだろうか。

【画像】韓国プロ野球選手、台湾で賭博の瞬間

そう考えているだけでも、まだマシなのかもしれない。「無知と誤解だった」という言い訳も、聞き飽きた。本当に身を滅ぼすような事例が出てこないと、目が覚めないのか。

台湾でキャンプ中だったロッテ・ジャイアンツの若手選手4人が、賭博場に出入りしていたことが発覚した。CCTVの映像がネット上に拡散され、さらにセクハラ疑惑まで浮上し、大騒ぎとなった。

無知や誤解だったとしても、これは明らかな過ちだ。

ネット上で拡散された動画
(画像=オンラインコミュニティ)ネット上で拡散された動画

球団は慌てて当該選手たちを韓国へ帰国させた。台湾警察による現地調査を避ける意図すら疑われかねないほど、対応は異様に早かった。

(写真提供=ロッテ・ジャイアンツ)強制帰国となった選手たち。左からコ・スンミン、ナ・スンヨプ、キム・セミン、キム・ドンヒョク

なぜ韓国野球は不祥事が止まらないのか

キャンプ地でカジノやパチンコなどの賭博行為が問題になるケースは、21世紀に入ってからも少なくない。2000年のシドニー五輪では、韓国代表選手たちがカジノを訪れていたことが大々的に報じられ、社会的な非難を浴びた。

イム・チャンヨン、ユン・ソンファン、アン・ジマン、オ・スンファンといったサムスン・ライオンズの主力投手たちも賭博に手を染め、激しい批判を受けた。

飲酒問題も後を絶たない。キム・グァンヒョン、イ・ヨンチャン、チョン・チョルウォンらは、WBC期間中に高級クラブに出入りしていたことが明らかになり、厳しい視線を浴びた。元メジャーリーガーのカン・ジョンホは、3度の飲酒運転や運転手のすり替えなどで、事実上グラウンドから姿を消した。

キム・グァンヒョン、イ・ヨンチャン、チョン・チョルウォン
(写真提供=OSEN)上からキム・グァンヒョン、イ・ヨンチャン、チョン・チョルウォン

野球選手は、その一挙手一投足が常に注目の的だ。特にビッグマーケットの球団ほど、ファンの視線は厳しい。すべてのファンが選手を好意的に見ているわけではない。

1992年以降、33年間も韓国シリーズ優勝から遠ざかっているチームのファンであれば、些細な問題でも簡単には許さない。人気には責任が伴うものだ。

ある大手アイドル事務所の幹部から、興味深い話を聞いた。練習生やデビュー直後の新人に対して徹底して教え込む教育内容だという。

「些細なトラブルや、街中での口論、不祥事が起きたら、すぐに会社に報告しろ。大抵の問題は会社が対応して円満に収められる。ただし、どんな形でもカバーできない“4つの一線”がある。この4つにひとつでも関わったら、その時点で芸能界を去る覚悟をしろ。飲酒運転、賭博、薬物、性犯罪だ」

アイドルは未成年の頃から事務所の厳格な管理下に置かれる。息をすること以外は、ほぼすべてが“作り込まれる世界”だ。ダンスや歌だけでなく、食生活や私生活、さらには恋愛感情まで管理される。

アイドル一人ひとりが莫大な付加価値を生む「商品」だからこそ、事務所は“完全無欠な製品”として仕上げようとする。アイドルはイメージで食べているからだ。そこに金が生まれる。

こうしたアイドル事務所が掲げる「4大NG行為」は、KBOリーグの10球団も建前としては同じだ。しかし実際の頻度を見ると、アイドルよりスポーツ選手の不祥事のほうが多い。実力さえあれば、芸能界よりも復帰の余地が大きいからだ。

選手エージェントは、アイドル事務所ほど強い統制力を持てない。球団もその役割を肩代わりしない。エージェントは立場が弱く、球団は立場が強いものの、「選手個人の逸脱まで管理する責任はない」と主張する。

(写真提供=ロッテ・ジャイアンツ)ロッテ球団のオーナー、シン・ドンビン

球団にとって最優先はチームの成績だ。多少の不祥事があっても、戦力として使えるなら、しれっと復帰させる。勝たなければ親会社からの支援金を維持できない、あるいは増やせないからだ。

自浄能力がないわけではないが、あえて改革しようとはしない。野球団経営は純粋なビジネスというより、親会社にとっては“社会貢献事業”の側面が強い。アイドル事務所とは目的が違う。

選手たちの最大の目標は「金」だ。活躍して大金を稼ぎたい。成績という直接的な成果の前では、多くの過ちが覆い隠される。球団の運営目的は「オーナーの満足」だ。とにかく勝てばいい。球団と選手の志向は異なるが、ゴールに至る道は「成績」しかない。適当に謝罪して頭を下げれば、結局は成績で許されると考えている。

KBOリーグには“真のオーナー”がいない。リーグのイメージを傷つければ身を滅ぼす、という前例を示せる主体が存在しないという意味だ。だから毎回が場当たり的な対応で終わる。

今回だけは例外だろうか。期待するだけ無駄だ。

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《スポーツソウル日本版》
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