夫に関する騒動の影響からホームショッピングで活動を再開していたガールズグループFin.K.L.(ピンクル)出身のソン・ユリが、わずか7カ月で番組を降板することになった。
復帰を実現してくれた仕事であっただけに、ソン・ユリは「すべての瞬間を覚えている」として、名残惜しさのこもった心境を明かした。
ソン・ユリは12月1日、自身のSNSに「ソン・ユリエディション。共にしたすべての瞬間を覚えている」という文章を掲載した。あわせて、これまで出演してきたホームショッピング番組の映像を公開し、活動の終了を知らせた。
これにより、ソン・ユリは復帰から7カ月でホームショッピングから降板することになった。該当ホームショッピングの公式ホームページでも、番組終了とともに「ソン・ユリエディション」が削除された状態だ。

ソン・ユリにとって、ホームショッピングでの出演は特別な意味があった。彼女は2022年に双子の娘を出産した後、バラエティ番組『別れもリコールできますか?』(原題)を通じて放送活動に復帰した。
しかしその後、夫のアン・ソンヒョン氏が2021年9月から11月にかけて、仮想通貨の上場斡旋の見返りとして数十億ウォン(数億円)規模の金品や高級時計を受け取ったとして実刑判決を受け、騒動となった。
この件が家族に関する問題であったため、ソン・ユリのイメージにも大きな打撃を与えた。
当時、ソン・ユリは「私たち家族の冤罪が明らかになることを待っている」と間接的に立場を示したが、その後は双子の育児に専念し、活動を中断。またSNSで近況が伝えられるたびに、夫に関する話題がつきまとった。
沈黙を続けていたソン・ユリは、今年4月30日、夫の法廷拘束から約4カ月後にホームショッピングを通じて復帰し、話題となった。バラエティや演技活動ではなく、新たなプラットフォームでの復帰として注目を集め、活動開始後はSNSでの交流も活発になった。

特にホームショッピングで活動するなか、11月に初放送されたtvNのバラエティ番組『最後まで行く』(原題)を通じて放送活動にも復帰し、本格的な再始動を知らせた。同番組では双子の娘について言及するなど、以前よりリラックスした姿を見せた。
復帰から7カ月でホームショッピングを降板したソン・ユリは、今後は『最後まで行く』を通じて放送活動を続ける予定だ。今後、本業の演技に戻るのかどうかにも注目が集まっている。
(記事提供=OSEN)
◇ソン・ユリ プロフィール
1981年3月3日生まれ。ドイツ・テュービンゲン出身。1998年にアイドルグループFin.K.L.(ピンクル)のメンバーとして芸能界デビューし、“歌謡界の妖精”と称され、大人気を博す。2002年のドラマ『バッドガールズ』で女優デビュー。その後もドラマ『ある素敵な日』(2006)、映画『チャ刑事』(2012)などで女優として活動する一方、低所得者層や困難な生活を送る青少年などに向けたボランティア活動を精力的に行っている。2017年5月に元プロゴルファーのアン・ソンヒョンと結婚。2022年1月には双子の娘を出産した。
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