社員の酷使で議論になったユーチューバーのウォンジのチャンネル登録者数が100万人を切ってしまった。
12月3日、ユーチューブの統計サイト「ソーシャルブレード」によると、ウォンジのYouTubeチャンネル「ウォンジの1日」は、直近1カ月の間で2万1000人が登録を解除し、現在99万8000人の登録者を記録中だ。
ウォンジのYouTubeチャンネルの登録者の離脱は、去る11月20日に始まった。彼女は「6坪のオフィス見つけた」(原題)というタイトルの動画で、新しく用意したチームのオフィスを公開したが、地下2階にある約6坪の窓のないオフィスで3人の社員が仕事をする姿が捉えられた。
これまで狭い空間について否定的な意見を何度も明らかにしてきた点、普段の消費パターンと価値観からも外れるという点などによって、非難が殺到した。
ウォンジは「どうしても動画だけでは建物全体の換気システムや構造が十分に伝わらず、実際の環境と多少異なるように捉えられる余地があったようだ」と釈明した。

しかし、非難は止まず、彼女は再び「多くの方々の叱責を重く受け止めている。社員が毎日時間を過ごしながら仕事をしなければならない空間であるだけに、何より勤務環境と福祉を最優先に考慮しなければならなかったが、雇い主として私の配慮が足りず、考えが甘かった」と謝った。
続けて、「今後は雇い主として責任感を持って、周りに一層細かく気を配る」として、オフィスの移転を約束したが、失望した登録者の離脱は防げなかった。
動画公開直後、1万人が登録を解除したなかで、4日にしてまた1万人が抜けてしまった。最近、約2000人がさらに登録解除ボタンを押し、ウォンジは“登録者数100万人ユーチューバー”のタイトルを失うことになった。
なお、ウォンジは1988年生まれの釜山(プサン)出身で東亜(トンア)大学建築学科を卒業した。2016年から「ウォンジの一日」というチャンネルを通じて、旅行ユーチューバーとして活動を始めた。
世界各国を旅しながら、人気ユーチューバーとして急浮上し、さまざまなバラエティ番組にも出演して活躍した。
(記事提供=OSEN)



