19日、NHKにて横溝正史の人気小説「悪魔の手毬唄」のドラマ化が決定した。
NHKが金田一耕助シリーズ第5弾として制作する同作は、90分×前後編で構成される。名探偵金田一耕助役には、「悪魔が来りて笛を吹く」から連続して出演している吉岡秀隆が続投する。同シリーズは「獄門島」(2016年)、「悪魔が来りて笛を吹く」(2018年)、「八つ墓村」(2019年)、「犬神家の一族」(2023年)に続く第5弾となる。
岡山を訪れた金田一耕助は、鬼首村の温泉宿「亀の湯」に滞在する。村では23年前に殺人事件が起きていた。そんなとき、村出身の人気歌手が里帰りし、村はその歓迎ムードに染まる。しかし、その直後から、幼なじみの若い女性たちが次々と殺されてゆく。遺体には不気味な装飾が施され、それは村に伝わる古い手毬唄の歌詞になぞらえられていた。過去の因縁、隠された血縁関係、そして復讐心が絡む中、金田一は真相に迫っていく。
脚本は小林靖子が担当する。小林はアニメ「進撃の巨人」「岸辺露伴は動かない」「犬神家の一族」などを手がけている。演出は吉田照幸が務める。吉田は「犬神家の一族」「エール」「鎌倉殿の13人」などの演出を担当した。
収録は11月下旬から12月下旬にかけて岡山県で行われる予定だ。放送は2026年3月以降、NHK BSプレミアム4K/NHK BSで予定されている。







