韓国のミュージカル俳優キム・ジュニョンが“違法なお店”を訪問した事実を認め、SNSに直筆の謝罪文を公開した。
キム・ジュニョンは11月7日、自身のインスタグラムで「最近、自分の過去の個人的なことで多くの方々に失望と傷を与えてしまった点をお詫び申し上げる。違法かどうかに関係なく、私の認識不足による不適切な行動だった。いかなる言い訳もできない自分の過ちであり、すべての責任は自分にある」と書き出した直筆の謝罪文を投稿した。
謝罪文では「所属事務所との関係が終了し、すべての作品から降板することになった。しかし、それだけで自分が与えた傷と失望が消えるものではないことをよくわかっている。これは終わりではなく、責任の始まりだと思い、一生忘れずに自粛し、反省しながら生きていく」と綴るとともに、「謝罪が遅れた点についても深くお詫びする。恐怖と恥ずかしさ、そしてまた別の被害と失望を与えてしまうのではないかと躊躇しながら何度も文章を書き直した結果、時間が遅れてしまった。それさえも自分の未熟さであり、自分の過ちだ。改めて申し訳ない」と伝えていた。

韓国のオンラインコミュニティでは最近、キム・ジュニョンがとある飲食店を訪れた後、SNSに投稿したレシートの写真を削除したという情報が拡散された。一部のネットユーザーは、そのレシートに記載された女性と推定される名前や金額などを根拠に、「キム・ジュニョンが非合法の遊興店を訪れたのではないか」という疑惑を提起した。
これがネット上で話題を集めると、所属事務所HJカルチャーは声明を発表。「オンライン上で提起されている疑惑に関し、俳優によるいかなる違法行為もなかったことを明確に申し上げる」と否定した。
だが、事務所の声明発表でも事態は収拾せず、キム・ジュニョン個人を超えて所属事務所に対する不買運動が展開されるなど、むしろ騒動が拡大。結局、HJカルチャーは「キム・ジュニョンが出演中だったミュージカル『ラフマニノフ』と演劇『アマデウス』から降板することになった。制作会社、関係者との慎重な協議が必要だった。初期の公示と声明発表が不十分だった点をお詫び申し上げる」と謝罪した。
また、事務所はキム・ジュニョンとの専属契約を終了することも発表。「キム・ジュニョンとの専属契約は作品降板決定と同時に終了した。多くの方々にご心配をおかけした点を深くお詫び申し上げる」と伝えた。

これに関連して、キム・ジュニョンも投稿内で「自分によって被害を受けた制作会社、所属事務所、関係者の皆さま、俳優の皆さま、スタッフの皆さまにも、頭を下げてお詫び申し上げる。本当に申し訳ない。また、観客の皆さま、そしていつも未熟な私を応援してくださったファンの皆さまに、傷と失望感を与えてしまい本当に申し訳ない。未熟な自分に過分な愛と関心をくださったのに、それにふさわしい行動ができず、自分の誤った行動で傷を与えてしまった」と関係者やファンに謝罪。
最後に、「今回の件をきっかけに、自分がどれほど安逸だったのか、どんな態度で過ごしてきたのかを痛切に振り返っている。この恥を忘れず、自らにより厳しく省察しながら生きていく。改めて、本当に申し訳ない」と文を締めくくった。
キム・ジュニョンは1990年7月13日生まれの35歳。2016~2017年には、俳優パク・ソジュンや俳優パク・ヒョンシク、BTS・Vらが主演を務めたドラマ『花郎<ファラン>』にヨンシン役で出演した。その後、2018年よりミュージカル俳優として活動を始め、現在までミュージカルを中心に数多くの作品に出演していた。
(記事提供=OSEN)
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