活動を中断しているNewJeansのために結成されたファンによる集まり「Team Bunnies(チームバニーズ)」の関係者が、寄付金品法違反の疑いで家庭裁判所少年部に送致された。
10月28日、韓国メディア『朝鮮Biz』によると、彼らはNewJeansに対する悪質な投稿の作成および拡散に対応するためとして寄付金を募集したが、寄付金を募る際に必要となる所轄官庁への登録手続きを怠っていたという。
ただし、「Team Bunnies」の関係者A氏が未成年であることから、検察は本件を刑事処罰ではなく、保護事件手続きに移送した。
同メディアは法曹関係者のコメントとして、「関連法令を十分に理解していなかったことから起きた可能性が高い」とし、「未成年者は原則として『少年法』の適用対象であり、処罰すべき事案ではないと判断されたのだろう」と説明した。
8時間で5000万ウォンの寄付

そもそも「Team Bunnies」は、NewJeansの公式ファンダム「Bunnies」とは別だ。
HYBEとADORの対立が頂点に達していた2024年に作られた一部ファンによる連合で、自身を「NewJeansを支持する各界各層の専門家集団」と紹介してきた。
特に、NewJeansのハニが国会国政監査へ出席する際に支持し、多くの国会議員に対してHYBE関係者の出席を求めるため、電話やファックスなどで要請を行ったという。また、「NewJeansのコピー」と指摘されたガールズグループILLITの企画案と、NewJeansの企画案を比較した資料を入手したとして、企業の対外秘資料を公開したともされる。
「Team Bunnies」は2024年10月、「NewJeans関連の悪質な投稿に対応する」とし、オンラインで寄付金募集活動を実施し、約8時間で5000万ウォン(約500万円)以上の寄付金を集めた。
しかし、この過程で所轄機関に事前申告を行わず、寄付金品法違反疑惑が浮上。同法は1000万ウォン(約100万円)以上を募る場合、所轄官庁に登録しなければならないと定めており、違反した場合は3年以下の懲役または3000万ウォン(約300万円)以下の罰金刑が科される可能性がある。
現在、寄付金は凍結状態にあるとのことだ。
なお、NewJeansは現在、ADORと専属契約に関連する裁判を行っている。ADORがNewJeansメンバーを相手に提起した専属契約有効確認訴訟の1審は、10月30日に宣告が行われる予定だ。
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