女優としても活躍するシンガー・IUの温かいエピソードが、再びネットを沸かせている。
あるオンラインコミュニティには最近、IUが主演を務める新ドラマ『21世紀の大君夫人』(原題)に携わったスタッフの書き込みが登場。「IUさんがスタッフ全員に50万ウォン(約5万円)の商品券を配ってくれた」と明かし、実際の写真まで添えられていた。
IUのこうした心配りはこれが初めてではない。昨年のクリスマスにはNetflixオリジナルシリーズ『おつかれさま』のスタッフ全員にAirPods Maxを贈り話題に。また、2024年のワールドツアー終了後には関わった100人を超えるチームメンバーに、韓国帰国の航空券をビジネスクラスで用意していたことでも称賛を集めた。
さらに、困難を抱える人々や社会的弱者への寄付活動も広く知られている。2025年だけでも総額7000万円相当を寄付したことがニュースになった。

当初は歌手としてデビューしたIUだが、女優としての評価も高く、今回の新ドラマ『21世紀の大君夫人』でも変わらぬ存在感を発揮。細やかな気配りと温かさが、作品現場でも彼女の成功を支える大きな力となっているのかもしれない。
◇IU プロフィール
1993年5月16日生まれ。本名イ・ジウン。韓国・ソウル出身。2008年9月にソロ歌手としてデビューした。芸名のIU(アイユー)は“I”と“YOU”の合成語で「あなたと私が音楽で1つになる」という意味が込められている。女性ソロ歌手としてトップに君臨しつつ、女優業も並行。2011年のドラマ『ドリームハイ』で連ドラ初出演&初主演を果たし、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』などで主演を務めた。2022年12月、俳優イ・ジョンソクと交際中であることを認めた。同年3月30日、映画『ドリーム~狙え、人生逆転ゴール!~』の制作報告会で女優活動時の名前を本名から「IU」に統一すると発表した。