13日放送の『二軒目どうする?~ツマミのハナシ~』に、女優の山谷花純がゲスト出演。山谷の発言に、MCの元TOKIO・松岡昌宏と博多大吉が驚く一幕があった。
山谷は1996年生まれ、宮城県仙台市出身の28歳。2008年にドラマ『CHANGE』で女優デビューした。その後、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』『らんまん』やNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』など、数多くのテレビドラマ、映画、舞台に出演。主演映画『フェイクプラスティックプラネット』では、マドリード国際映画祭2019で最優秀外国語映画主演女優賞を受賞している。
この日は、山谷の出身地・宮城県仙台市の居酒屋で3人がトークを展開。山谷は数々の作品に出演しながらも「まだ下積みの最中だ」という考えを持ち続けているという。松岡が「そんなに売れているのに?」と尋ねると、山谷は「全然、私未だにバイトしていますよ」と告白。松岡が「バイト!?どんなバイトしてるの?」と驚くと、山谷は「居酒屋でホールやってます。恵比寿です」と明かした。
博多大吉が「でも、しなくてもいいよね?なんでするの?」と質問すると、山谷は「普通にこの仕事(女優業)だけでも、まあきついかもしんないけど、やれることはやれる。生きれることは生きれる」と前置きしたうえで、「そもそも小学校からこの仕事してて、一時期不安になった時があって。いろんなこと知らないなまま大人になっちゃったなって思って。この業界しか知らないってことに危機感を感じて」と、アルバイトを始めた理由を語った。
さらに山谷は「10代の時から『タクシーの運転士さんにタメ口をきく大人がかっこいい』と思ってきて、そのまま育ってきた。それが“違う”ってことを、お店で働いてから教えていただいて。勘違いしてたなとか、間違ったこと教えてもらってたな。普通に気を使われないで、『ビール1杯』とか言われるのが嬉しくて」と続けた。このエピソードを聞いた松岡と博多大吉は「それはなかなか気づけそうで気づけない」「すごいね」と感心していた。