俳優パク・ボゴムが冠番組のMCを卒業する日が来てしまった。
7月22日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)のKBS新館でKBS2TV『THE SEASONS~パク・ボゴムのカンタービレ』の収録が行われた。
去る3月14日、ホワイトデーにプレゼントのように現れ、同番組の進行としてテレビに出演していた彼はこの日の収録を最後に『THE SEASONS』を去る。
パク・ボゴムは2011年に映画『ブラインド』でデビュー後、演技の活動とともにOSTへの参加、音源のリリース、ミュージカルへの出演など、一貫した音楽に対する愛情を見せてきた。
加えて、音楽番組『ミュージックバンク』のMCから授賞式「百想芸術大賞」「MAMA」の司会として優れた進行の実力を証明したため、『THE SEASONS』初の“俳優MC”に抜擢された。『THE SEASONS』シーズン7の主人公となり、金曜日の夜を華麗に飾ったのだ。

人々に知られている通り、幼い頃から歌手を夢見ていた彼は、長い間アーティストに対する尊敬を示した。そのため、『THE SEASONS』のMCのオファーを快く受諾し、11年前に出演したKBS2音楽ドラマ『明日もカンタービレ』から『パク・ボゴムのカンタービレ』という名を自身で付けた。
彼の本気度は毎回番組でそのまま示された。パク・ボゴムは出演するゲストたちと見事な相性で一味違う面白さを披露した。自身で歌って踊り、ピアノ演奏も見事にこなし、気品の高いステージを完成した。もちろん、輝く美しさで見る楽しさも加えた。
そうしてパク・ボゴムが4カ月後、『THE SEASONS』を去ることになった。7月22日を最後に彼が完成させる“カンタービレ”はどのようなメロディーとなるか、ファンの期待が高まっている。
(記事提供=OSEN)
◇パク・ボゴム プロフィール
1993年6月16日生まれ。本名同じ。2011年に映画『ブラインド』(原題)で俳優デビューした。2015年に放送されたドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』や翌年放送の『雲が描いた月明かり』などがヒットし、一躍人気俳優に。2018年には女優ソン・ヘギョと共に主演を務めた『ボーイフレンド』で、韓国にとどまらない熱い人気に拍車をかけた。好青年ならではの爽やかなビジュアルから、韓国では「人間ポカリ」と呼ばれることも。2022年4月に兵役義務を終えて除隊した。