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“生意気さ”がアイデンティティ?『江南スタイル』PSYの事務所からデビュー、Baby DONT Cryに魅せられるワケ

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“生意気さ”がアイデンティティ?『江南スタイル』PSYの事務所からデビュー、Baby DONT Cryに魅せられるワケ
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優しくもなく、むしろ生意気だ。それなのに憎めないと感じてしまうのはなぜだろうか。

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『江南スタイル』の歌手PSYが手がけたガールズグループ「Baby DONT Cry(ベイビードントクライ)」が、6月23日にベールを脱いだ。

Baby DONT Cryはイヒョン、クミ、ミア、ベニの4人で構成された芸能事務所P NATIONの初のガールズグループ。i-dle・ソヨンがプロデューサーを務めたことでデビュー前から大きな注目を集めていた。

彼女たちはデビューシングル『F Girl』をリリースし、正式に音楽界に名乗りを上げた。

清純さを捨て「愛らしいけれど生意気に」

Baby DONT Cry
(写真提供=P NATION)Baby DONT Cry

Baby DONT Cryのアイデンティティは「生意気さ」だ。

次々と登場する新人ガールズグループの中で大衆の注目を引くには、独自のチームカラーが不可欠だ。彼女たちは正式デビュー前に『Bet You’ll Regret It』(今を逃したら明らかに君は後悔するはずだ)という、タイトルからしてただならぬ先行公開曲を発表。自分たちの魅力に自信を持つ余裕や、相手の心を求める素直さを表現した。

そしてデビュー曲としては「ベイビーロック」という独自ジャンルの『F Girl』を選び、確固たるアイデンティティを大衆に印象づけた。

『F Girl』は、Baby DONT Cryならではの生意気なエネルギーが詰まった一曲だ。成績や数字で人を判断するような硬直した基準に、堂々と立ち向かう態度を力強く表現している。特に、愛らしく無邪気なビジュアルに秘めた強い自己肯定感と真摯さを備えた「ベイビーロック」というジャンルは、大胆ながらも憎めない魅力をより一層引き立てている。

Baby DONT Cry
(写真提供=OSEN)左からクミ、イヒョン、ミア、ベニ

近年デビューする新人グループの多くは、オーディション番組などへの出演経験を持つ既知のメンバーを1人は含んでいるのが一般的だが、Baby DONT Cryのメンバーたちはこれまでどこにも露出していなかったフレッシュな顔ぶれで構成されている。

出身番組や知名度という後ろ盾なしに、純粋に確かな実力とビジュアル、緻密なプロデュース、完成度の高い楽曲とパフォーマンスで勝負に出たという点も、Baby DONT Cryの堂々たる姿勢がにじみ出ているポイントだ。

10代の少女たちで構成されているにもかかわらず、Baby DONT Cryは新人ガールズグループがよく掲げる「清純さ」を思い切って捨てた。

「遊ぶのが好きなだけなのに、それで不良だってさ」「言いたいことを言っただけなのに、礼儀知らずと言われる」「で?どうしろっていうの?」「くだらないコメントなんて気にしない」「You can't control!」といった挑発的な内容の歌詞は、いわゆる“Z世代の感性”に近い。

デビューショーケースでメンバーのイヒョンは、自分たちの差別化について「かわいくてか弱いイメージを超えて、純粋ながらも芯のある音楽を届けたい」と語った。クミも「愛らしいけれど生意気なキャラクターで、ポップキャンディのように弾けるグループ」だとチームを紹介している。

Baby DONT Cry
(写真提供=OSEN)Baby DONT Cry

Baby DONT Cryが描く10代の少女像は、飾らないありのままそのものだ。純粋どころか、むしろ憎たらしいとすら感じる。Baby DONT Cryは、世の中の偏見に堂々と「だから何?」と叫び、少女に期待されるイメージの枠を完全に打ち壊した。

それでも、新人らしからぬ余裕を感じさせる表情の演技からにじみ出る小悪魔的な魅力は、妙な中毒性を持ち、見れば見るほど惹きつけられていく。

(記事提供=OSEN)

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《スポーツソウル日本版》
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