ガールズグループ少女時代のメンバー、テヨンがタイ・バンコク公演も成功裏に終えた。
去る5月31日~6月1日、テヨンはタイのインパクトアリーナでコンサート「TAEYEON CONCERT-The TENSE in BANGKOK」を開催した。
前回の公演「The ODD Of LOVE」でインパクトアリーナでの初公演の記録に続き、2回連続単独コンサートを開催した初の韓国女性ソロアーティストとなり、タイでの熱い人気を実感させた。
今回のバンコク公演は、韓国公演と同様に3段構成の舞台、横46m縦10mの大型LEDスクリーン、長さ6mのコンベヤーベルト、7つのリフト、14個のレーザーユニット、色のコントロールが可能な公式ペンライト、8種のコンフェッティ、長さ13mの半透明カーテンなど、細かく設計された演出で完成度を高めた。

さらに、テヨンはコンフェッティに「今日新しい思い出ができた」「この瞬間を一緒に過ごしてくれてありがとう」「忘れないでください。覚えていてください」「テヨンは永遠にSONE(少女時代のファンネーム)が必要だ」など、手書きの封筒のイラストと自筆のメッセージを入れてファンへの愛情を伝えた。
そして、公演の記憶を香りとして残せるようにコンフェッティに香水もつけて特別な思い出をプレゼントした。
これに対し、タイのSONEもテヨンのためにさまざまなサプライズを準備した。彼らはバラやテヨンがデザインしたキャラクター、TAENGGEUのカチューシャ、「過去も現在も未来もずっとテヨンとともに」「テヨン、歌ってくれてありがとう」というスローガンを用意した。
これに加え、「テヨンと10年、私の人生は美しい」「どの時制もずっとここにいる」という文章が書かれたプラカード、「SONE❤テヨン」「TY万歳」と書かれたライトボックスで会場を輝かせた。
公演の終わりにテヨンは、「今回のコンサートは私のソロ10周年を記念した公演なので格別な意味を持っているが、このように10周年の年にバンコクのSONEに会えて気分が良い。皆さんがいつも『私たち、長く歩もう』とおっしゃるように長い間(関係が)続いてほしい」と感動を伝えた。

続けて、「実は10年が過ぎたが、このようにファンの皆さんがペンライトを持って見つめられると、未だに緊張する。皆さんの大きな愛にいつも胸がいっぱいになるし、感動するので公演を行う日だけを待っていた。もうツアーは1回しか残っていないが、終わるまで皆さんとのこの大切な時間をよく覚えておく」と格別なファンへの愛情を表現した。
なお、テヨンは来る6月7日、香港のアジアワールド・アリーナで6度目の単独コンサートツアーを終える予定だ。
◇テヨン プロフィール
1989年3月9日生まれ。韓国・チョンジュ市出身。2007年に少女時代のメンバーとしてデビューした。優れた歌唱力と色白で上品な顔立ち、優しい性格などが評価され、グループ内で高い人気を誇る。2015年に待望のソロデビューを果たしてからは「信じて聴く」という枕詞が付くようになった。2019年には映画『アナと雪の女王2』の公式カバーアーティストに抜擢。劇中のメイン楽曲『Into the Unknown』を歌った。