9月30日にスタートする朝ドラ『おむすび』(NHK)のメインビジュアルが公開された。 同ドラマの舞台は平成。ギャル文化と出会った主人公が、やがて栄養士として“縁・人・未来”と、大切なものを次々結んでいく、平成青春グラフィティだ。 ビジュアルは、橋本環奈がふんするヒロイン・米田結(よねだ ゆい)が、心を込めて握った“おむすび”をまっすぐに差し出した1枚。「あなたに、幸せでいてほしい」という、栄養士・結の切なる願いを込めた1枚だという。撮影は、幼いころに震災を経験し、おむすびをもらった結の原体験の場となるロケ地の教室で行われた。 今度は“おむすび”を自分が誰かに渡したい――温かな思いを胸に、激動の時代・平成を乗り越え、どのようにして結は栄養士になっていくのか。 アートディレクターの大島慶一郎氏は「結がおむすびを差し出している、このおむすび1つに沢山の意味が込められています。中心の小さいハートのようなちょっとしたあたたかさでやさしい朝を迎えられると良いなとそんな気持ちで制作しました」とコメントしている。