韓国ドラマ『支配種』「あらすじ」・「キャスト」・「見どころ」まとめ | RBB TODAY
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韓国ドラマ『支配種』「あらすじ」・「キャスト」・「見どころ」まとめ

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『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities
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 10日、ディズニープラス スターがオリジナル韓国ドラマシリーズ『支配種』を独占配信開始した。本作は、『秘密の森~深い闇の向こうに~』を手がけた脚本家イ・スヨンが、パク・チョルファン監督と『グリッド』以来のタッグを組んだSFサスペンス。今回は、「あらすじ」、「キャスト」、「見どころ」を紹介していきたい。
(以下、ネタバレあり)

目次:
・あらすじ
・登場人物&キャスト
・見どころ

■筆者プロフィール
山根由佳
編集者・写真家のマネージャーなど複数の草鞋を履くフリーライターであり、海外ドラマ&映画の熱狂的ウォッチャー。観たい作品数に対して時間が圧倒的に足りないことが悩み。ホラー、コメディ、サスペンス、ヒューマンドラマが好き。X(Twitter):@ymndayo


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あらすじ



『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities


 2024年1月、韓国大統領を狙ったテロで多数の死傷者が発生。以降、元大尉ウ・チェウンは単独で犯人追跡の調査を続けていた。生存者の中で疑わしい人物は、次の財閥の4名。「STL」のイ・ナムジン、「サンファ」のパク・テソン、「テックゲーム」のハン・ギホ、「BF」のユン・ジャユ。チェウンはしばらくテソンの護衛を務めるも、真犯人ではないと判断して離職する。

 そんな中で届いたのが、テロ事件以降、人工培養肉のビジネスで記録的な利益を上げているBFの新製品発表会の招待状だった。登壇後、帰路に就くジャユを尾行するチェウン。すると、ジャユの乗っていた車を目がけ、BFによって破産した畜産業者が飛び降り自殺を遂行。咄嗟の事故現場で活躍したチェウンはBF幹部たちの目に留まり、ジャユの警備人としてスカウトされる。果たしてチェウンの読み通り、ジャユが真犯人なのかー。




登場人物&キャスト



ウ・チェウン役:チュ・ジフン

『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities


 元軍人。海軍在籍時は情報通信戦隊で艦艇航空機支援をしており、その後偵察隊へ異動するが、2024年退役。遭遇したテロ事件の犯人探しに力を注いでいる。妻と娘は海外にいるようで、飼い猫マンシクと2人(1人と1匹)暮らししている。演じるのは、ドラマ『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』や映画『ジェントルマン』など、大人の色気が止まらぬチュ・ジフン。“忠実でも服従はしない”ボディーガード役があまりにも似合っている。

ユン・ジャユ役:ハン・ヒョジュ

『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities


 BFのCEOで、テロ事件の生存者。妹を亡くしており、ふだん交流があるのは社員だけ。地球環境には優しいが第一次産業を敵に回すビジネスで成功しているため、世界各国からの殺害予告が絶えない。昨年、ドラマ『ムービング』にて、特殊能力を持つ愛情深い母親役を演じたハン・ヒョジュが、一転して冷徹なCEOを演じる。

ソヌ・ジェ役:イ・ヒジュン

『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities


 国務総理。「BFの評判によって国の評価も下がる」と考え、BFの動向を注視している。BFが助けを要請した際には、足元を見て条件提示するなど、ジャユ曰く“こざかしい男”。演じるのは、ドラマ『殺人者のパラドックス』にて、狂気じみたキャラクター演技が強烈だったイ・ヒジュン。

オン・サン役:イ・ムセン

『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities


 BF研究所の所長。BF創立メンバーだが、創立初期に医学に転向し3年間、解剖医を務めた。メディアへの露出を嫌い、所長なのに発表会に出ない。ドラマ『39歳』や『マエストラ』など、相手を翻弄する役柄が目立つイ・ムセンが演じていることもあり、「ジャユとの(不倫)関係で離婚に至ったらしい」というキャラクター設定も気になるところ。

ソ・ヒ役:チョン・ソクホ
 BF研究所のIT開発者。ドラマ『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』や『キングダム』に続き、チュ・ジフンと3度目の共演となるチョン・ソクホが演じており、今後の2人の絡みにも期待したい。

キム・シング役:キム・サンホ
 BF研究所の培養研究者で、生命工学博士。引退を目前にしている。演じているのは、ドラマ『マイネーム: 偽りと復讐』や『キングダム』などの売れっ子バイプレイヤー、キム・サンホ。

チョン・ヘドゥン役:パク・チヨン
 BF企画室長で弁護士。ミュージカル活動が軸だが、近年はドラマ『模範家族』や『秘密の森』シーズン2などドラマでも活躍しているパク・チヨンが演じている。

ホン・セイプ役:イ・ソ
 BF研究所の研究員。ドラマ『バッド&クレイジー』などの若手俳優イ・ソが演じている。


見どころ



1. 現実的な問題提議を携える物語



『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities


 物語は、高品質な人工培養肉で世界的成功を収めるBF(ビーフ・フリー)の新製品発表会から幕開けとなる。会場のスクリーンに映し出されるのは、牧草地を悠々と走る牛たち。画面から飛び出して会場を駆け巡り、出席者たちが自然の尊さや雄大さに圧倒されるのは束の間、その牛たちが殺戮され食用へと加工されるグロテスクな場面へと転じていく。「どのお肉を食べますか?」CEOであるジャユの語りかけが、胸にずしりと響く。何が正解なのか答えが出ていない、身近な問題を問うているからだ。

 現実世界でも培養肉の実現は成功しているが、課題は山積み。環境負荷の軽減、動物愛護への貢献、食糧危機の回避、といった面がメリットとして挙げられるが、場合によっては畜産よりも環境負荷が高くなるケースもあったり、価格が高かったり、有害なウイルス混入の危険を秘めていたりと、デメリットも抱えている。食肉産業従事者を守るために培養肉の生産販売を禁止した国で、その決断に対して動物保護団体が抗議している、という報道もある。

 物語ではこの先、人工培養肉の秘密が明らかになっていき、BFの快進撃が阻まれそうだ。実際に起こり得る世界を追っていく中、我々視聴者は、“自分は”人工培養肉に対してどんな考えを抱くのか、さらに考えさせられることであろう。

2. ミステリーを盛り上げる不審人物たち



『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities


 チェウンがジャユの護衛としてスカウトされるよう仕組んだのは、例のテロ事件で標的となった前大統領イ・ムンギュ。彼はジャユこそがテロの真犯人だと確信しており、徹底的に調査するようチェウンに命じるのだった。しかしその後、ムンギュは国務総理ソヌ・ジェと密会。彼らが、チェウンがジャユに疑いを持つよう仕向けたことが明らかになる。つまり、チェウンとジャユはすでに何かしらの陰謀に巻き込まれているのだ。

 蓋を開けてみて意外だったのが、主人公チェウンではなく、チェウンの調査対象であるジャユの心の声のみ、視聴者に聞こえる仕組みになっていることだ。人工培養肉に対する悪質なデマに研究所のハッキング騒ぎ、と相次ぐトラブルに翻弄されるジャユ。「最初は研究所のシステム、次は研究所員、事故が研究所に集中している。危険因子が内部にあるのか?」と自問自答するシーンなどもあり、最終的に側近の社員を疑い始める。

 ハッキング後のジャユの言動を最初に確認する立場のIT開発者ソ・ヒ、引退目前の培養研究者キム・シング、ハッカーへの入金をいち早く確認した企画室長チョン・ヘドゥン、新製品発表会に参加しなかった研究所長オン・サン、研究所から私物を持ち帰ったホン・セイプ。どの人物も怪しい部分がある。それにしても、ハッカー犯が、チェウンの海軍在籍時に対応したシチズンXに似せてハッキングをしていたという点が引っかかる。側近の誰かが、チェウンの経歴を知るムンギュやジェと手を組んでいたのだろうか……?

『支配種』ディズニープラス スターにて4月10日(水)より独占配信開始 (c) 2024 Disney and its related entities


 もちろん、ジャユにも怪しい点はある。車上に落ちた畜産業者が臓器破裂で死亡したことに対し、心の中で「惜しいことをした」と呟いており、ジェとの会合時、人工培養“肉”の成分は公表できるが人工培養“液”は企業秘密であると譲らない。創立早々で医学に転向して解剖医を務めたというサンの存在によって、人工培養“液”のもとが人間なのではないかと勘繰ってしまう。

 1・2話の時点ですでに様々な謎を散りばめ、どのキャラクターにも不信感を抱かせてくるとは、さすが『秘密の森』のイ・スヨン。この先も、謎が謎を呼ぶ展開になっていきそうだ。

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《山根由佳》
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