【インタビュー】吉本実憂、ドラマ『消せない私』で悪女役を熱演!「ボディーメイクや肌ケアに気を付けました」 | RBB TODAY
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【インタビュー】吉本実憂、ドラマ『消せない私』で悪女役を熱演!「ボディーメイクや肌ケアに気を付けました」

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吉本実憂【撮影:小宮山あきの】
  • 吉本実憂【撮影:小宮山あきの】
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  • 吉本実憂【撮影:小宮山あきの】
  • 吉本実憂【撮影:小宮山あきの】
  • (C)日本テレビ
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 ドラマ『消せない私~復讐の連鎖~』(日本テレビ系・毎週金曜24時30分~24時59分)が放送中だ。本作は高校時代にいじめに遭い、人生を台無しにされたヒロイン・硝子(志田彩良)が数年の時を経て復讐を遂げる“濃密”リベンジ・エンターテインメント。硝子の復讐の対象者となる元いじめっ子の海崎藍里を演じている吉本実憂がインタビューに応じ、ドラマ後半の見どころや役作りで行った自身のボディーメイクなどについて語った。

――激しいいじめや復讐劇が描かれる本作ですが、最初にお話聞いた時はどんな印象でしたか。役作りについても教えてください。

私が演じる藍里は、主人公の硝子に復讐されてもおかしくないなというくらいのことをしているので、最初は藍里のどこを好きになったらいいんだろうなと思いました。藍里はプライドが高くて自分が1番じゃないと無理!という性格と、変な素直さが混ざって裏表がないからこそ、嫌だと思った人を攻撃してしまうのかなと捉えました。あとは毒親と呼ばれる親を持ち、生い立ちがしんどかった背景もあるので、そこも軸にして役を作り上げました。

【撮影:小宮山あきの】


――復讐劇が繰り広げられる本作の中でも、吉本さんのいじめっ子ぶり、悪女ぶりは見応えありますが、反響の声は届いていますか。

はい、たくさんの感想の声をいただいています。藍里が嫌いだ、腹立たしい、憎たらしいという言葉もいただきますが、意外と「藍里もお母さんが毒親でかわいそう」という同情の声や「実は裏表がない素直で真っ直ぐな性格だよね」というお言葉をいただくこともあります。

――藍里というキャラクターが視聴者にこんなふうに映ってほしいという演技プランはあったのでしょうか。

私の中ではビジュアルをよくしたいなという思いがありました。韓国ドラマで『グローリー』という復讐劇を描いた作品があって、そこに出てくる悪女役の子がすごくきれいなので、私もビジュアルを良くして、憎たらしいけれど、なんか可愛いなと思ってもらえたらいいなと思って食事制限をしたり、肌ケアにも気を使いました。衣装もピンクや赤色とか白いモフモフ系のものが多いので、SNSでも「可愛い」というコメントをいただいて嬉しいなと思っています。

――役作りでボディーメイクもされたのですね。

普段から筋トレをしたり、ジムには行っているのですが、今回はプラスして食事制限をしました。夜はお鍋やお魚だけにしたり、お肉はあまり取らないようにして、お菓子もジュースも我慢しました。今回は学生時代のシーンで制服を着る役でもあったので体重管理には気を付けました。

【撮影:小宮山あきの】


――ドSでいじめっ子なキャラクターは、吉本さんとって演じやすいのでしょうか。

どんな役も難しいと感じるので演じやすいということはないですし、とくに藍里は共感度が低かったので感情を作るのが難しい部分はありました。でも、藍里は結婚式当日に硝子に復讐されてしまったりと騙されやすい性格ですし、あまり頭が切れるタイプではなくて嫌だったらいじめるし、無視するし、と考えていることはシンプルなのかなと思いました。なので、私もお芝居のとき嫌だったら噛むというように動物的な本能で動くことを心掛けました。

――劇中では、藍里は主人公の硝子から復讐をされて、全身大けがをする展開になっていますね。今後、注目して見てもらいたいシーンや頑張ったところがあれば教えてください。

藍里は階段から転げ落ちて頭から血流しても、足が変な方向に折れても、包帯ぐるぐる巻きになっても、まだ生きているので、今後藍里が生きていることでどうなるのかなと楽しみに見ていただけたらと思います。撮影でずっと顔に包帯を巻いていたときは、すごく息がしづらくて、かゆくて窮屈でした。ストーリーとは全く関係ないところなので、そういう目では見ていただきたくはないのですが(笑)、そこは1つ長時間頑張ったなという思い出です。作品としては、タイトルにもあるように復讐が連鎖していくとどうなっていくのか、復讐をした先に何があるのかという部分が見どころになっています。

【撮影:小宮山あきの】


――劇中では、吉本さんが演じる藍里の華やかな結婚式のシーンも描かれましたが、吉本さんが結婚されるとしたら理想の結婚式のイメージはありますか。

場所は日本で、衣装は和装よりもドレスを着られたらいいなと思っています。以前、姉の結婚式に出席したときに、ブーケトスで姉がブーケを投げないで私にくれたんです。司会の方に「妹さん、立ってください」と言われて立って姉にブーケを手渡された時に、もう大号泣してしまって…。ちょっと(手渡された人が次に結婚するという)ブーケトスの意味合いは変わってしまいますが、それがすごく嬉しかったので、私は結婚式のときに姉に花束のお返しをあげたいなと思っています。

――作品とは離れますが、最近吉本さんは北九州国際映画祭に登壇されたり、福岡ソフトバンクホークスのドラマやMVに出演されるなど、ご出身の福岡県・北九州のお仕事もされているそうですね。

はい、私は16歳のときに北九州から海を渡って覚悟を決めて東京に出てきて、その頃からいつか北九州でお仕事がたくさんしたい、北九州で作品を撮ってみたいと思っていたので、その思いが叶ってすごく嬉しいです。最近では北九州で映画の撮影もさせていただいて、お仕事で北九州に帰れる機会が増えているので感謝しています。

【撮影:小宮山あきの】


――北九州の地元の自慢話を教えてください。

門司港という町並みがレトロな場所があって、そこに行って海を眺めていると落ち着くのでおすすめです。レンガの街になっていて、少し昭和チックで落ち着いた感じがあって、平和な時間が流れている場所なので、ぜひ行ってみていただきたいなと思います。ロバートの秋山さんのご家族がやられている焼きカレー屋さんがあって、すごく美味しいみたいなので、ぜひ私も行ってみたいなと思っています。

――北九州では子どもの頃はどんなことをして育ったのですか。

子どもの頃は裸足で走り回っていました。田んぼや海が自然がたくさんあって、私は木登りが好きだったので木登りをしたり、段ボールを集めて木の上に秘密基地を作ったりして遊んでいました。ジャンボタニシというタニシの4倍くらい大きいタニシがいるのですが、それを川辺に採りに行って食べたりしていました。

――北九州の方では、皆さんタニシを食べられるのですか。

きっと食べないと思います(笑)。私の小学校だけかもしれませんが、先生に教わって食べていました。エスカルゴのような感じでおいしくて、醤油漬けにして食べるのも美味しかったです。あとは北九州は下関が近いので、フグやお刺身などの海鮮もとても美味しいのでおすすめです。


■吉本実憂プロフィール
1996年12月28日生まれ、福岡県出身。全日本国民的美少女コンテスト グランプリ受賞し芸能界デビュー。2014年「獣医さん、事件ですよ」(NTV)でテレビドラマ初出演、同年12月には映画初出演で初主演作品となる映画「ゆめはるか」が公開される。その後ドラマ、映画を中心に活躍。映画「透子のセカイ」でフランス・ニース国際映画祭 最優秀外国映画主演女優賞を受賞し、映画「瞽女GOZE」では第30回日本映画批評家大賞 新人女優賞を受賞。映画「室町無頼」(2025年1月17日公開予定)の公開を控える。
《小宮山あきの》
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