お笑いコンビ・ピスタチオ、涙と笑いの解散式！最後の「白目漫才」を披露

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　5月31日に解散し、12年の活動に幕を閉じたお笑いコンビ・ピスタチオが、1日放送の『NEWニューヨーク』（テレビ朝日系）に出演。涙の解散式を行った。

　渋谷・ヨシモト∞ホールに、ニューヨークを始め、鬼越トマホーク、コロコロチキチキペッパーズ、ジャングルポケットおたけ、バンビーノ、そしてピスタチオ・伊地知大樹と飲み仲間だというA.B.C-Z・河合郁人と、日ごろから慕う仲間たちが大集合。

　別企画だと思ってステージに入ってきたピスタチオ本人は今回の本当の企画が「ありがとう！ピスタチオ解散式」と知って大慌て。だが後輩の屋敷裕政は「僕らも2人にお世話になりましたから」と、感謝の気持ちで挙行することを宣言。伊地知は「ほんとに！？それは本当に嬉しい」と感激し、小澤慎一朗も頭を下げた。

　白目漫才で一世を風靡した同コンビ。だが2020年に結婚し、昨年には第一子が誕生した小澤が、児童福祉の資格取得を目指し芸人を引退。一方、小澤はピン芸人として再出発することに。そんな結成から解散に至るまでの経緯をまとめたVTRを、本人はもちろん、芸人仲間もしみじみと鑑賞。

　後輩の鬼越・金ちゃんが「僕ら若手芸人に夢を与えてくれた」と言えば、屋敷も「ずっと背中見せてくれてたからね」と感謝。この後、それぞれのコンビが、ピスタチオの解散に合わせた一夜限りのネタを披露し、さらに河合までいつものジャニーズモノマネを全力パフォーマンスして沸かせた。

　この後、仲が良いEXITの2人、さらにブレイク時期が重なったという藤田ニコルからビデオメッセージ。すると伊地知は、ニコルのコメントにボロボロと涙を流し始め、「俺らのことなんて、もう忘れてるんだろうなと思ったら、ちゃんと覚えててくれて……」と泣きじゃくった。だが嶋佐和也は「伊地知さん、芸人がこれだけやって泣くタイミングが、にこるんって」とツッコんで笑いを誘った。

　さらには小澤を支える妻で女優の吉川莉早がサプライズ登場。夫への想いをしたためた手紙を読み上げると、小澤は「不安な気持ちもこの先多分あると思うが、それも言わずに今後の人生を応援してくれることがありがたいです」と、涙をぬぐいながら謝意を告げた。

　そしていよいよ、ピスタチオによるラスト“白目漫才”。仲間が固唾をのんで見守る中、今も色あせない渾身のネタを披露し、爆笑をさらった。だがそんな感動の最後に、鬼越・坂井が「最後に言う事じゃないかもしれないんですけど、『好きなお総菜はなんですか？』で『プリンです』は弱い」と、ネタに関してまさかのダメ出し。伊地知が「なんでそんな事言う…」とツッコミを入れて笑いで締めくくった。

　エンディングは、小澤の妻の吉川さん含め、全員で白目をむいて記念写真におさまっていた。