松山ケンイチ、俳優人生の転機となった2作品を明かす 1作目は『平清盛』、2作目は… | RBB TODAY
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松山ケンイチ、俳優人生の転機となった2作品を明かす 1作目は『平清盛』、2作目は…

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松山ケンイチ【写真:鶴見菜美子】
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 松山ケンイチが、5日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。俳優人生の転機となった2つの作品を明かした。

 1つ目は大河ドラマ『平清盛』(2012年)。オファーが来た際、先輩の中井貴一に相談したところ、「大河ドラマの主演は第1作目から数えても50人くらい。その1人に選ばれるのは本当に光栄なこと。がむしゃらにやってみろ」と背中を押されたのだとか。

 撮影していた11年は、東日本大震災が起きた年。青森出身の松山は「自分も含めた意気消沈してる感じを何とかしなきゃいけない」と決意。「良い意味でも悪い意味でも力んでしまった作品だった」と振り返った。

 だが自分の実年齢より上の清盛を演じるにあたり、「自分自身が培ってきた豊かさが圧倒的に足りなかった」と、俳優としてのキャリアを超えていたと吐露。そんな中、同作のテーマの1つでもあった「遊びをせんとや生まれけむ」、つまり「生きることを遊ぶ」「遊ぶように生きる」という言葉に胸を打たれ、人生の指標にしたという松山。

 転機となった2つ目の作品が、2016年の映画『聖の青春』。同作で彼は実在の棋士・村山聖の体型に近づけるため、約20キロも体重を増やしたという。だがこうした過酷な役作りについて「自分を傷つけてイジメているわけですよね。これはいつか自分自身に逆襲されるなと思った」と直感。それ以降は演技で力むことを辞めたそうで、「『白い巨塔』(2019年)のときはフニャフニャですよ」と話していた。
《杉山実》
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