『紅蓮華』の作曲で知られる草野華余子が、5日放送の『musicる TV』(テレビ朝日系)に出演。似たような曲の制作依頼が殺到していることを明かした。 司会のヒャダインから「1個大ヒット曲が生まれたら、それっぽいものを作ってくださいというオファーがくるのでは?」と質問。すると草野は「『紅蓮華』みたいな曲を書いてくれ(という依頼の電話が)今50万コール目ぐらい(来ている)」と笑った。 ヒャダインから「それは断る?」とズバリ質問されると、草野は「『紅蓮華』の、何を聴いてその発注をくださったか考える」と述べ、一般にはマニアックなビートの話に深化。さらに「アーティストさんそれぞれに対してのアプローチをする」と真摯に回答した。 そんなLiSAのみならず、これまで多くのアーティストの作詞・作曲を担当してきた草野。作詞法として、「人間が一番知られたくないカッコわるいところを全部、歌にしようという覚悟で作っている」と告白した。 そんな草野は、LiSAからは「カルピスの原液」と呼ばれているのだとか。理由としては、彼女の作る曲自体は「飲んでいたらすごい甘い、すごい濃いから」とのこと。ただしそれを、アーティストがうまく水を入れて薄めてくれて世に出してくれている、と草野は感謝。 また先月9月29日の放送では、LiSAに対して「私の曲を、私だと届けられないぐらいの規模感まで持って行ってくれる、私の音楽人生の命の恩人」とも述べていた。