池江璃花子、闘病後テレビ初出演!目標はパリ五輪、自身の成長が「楽しみ」 | RBB TODAY
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池江璃花子、闘病後テレビ初出演!目標はパリ五輪、自身の成長が「楽しみ」

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池江璃花子 (c)Getty Images
  • 池江璃花子 (c)Getty Images
 白血病からの復帰を目指す競泳女子の池江璃花子選手(ルネサンス)が19日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に出演し、「(2024年の)パリ五輪が一番の目標。パリに出られなかったとしても次がある」と前向きな今の気持ちを語った。

 池江選手は昨年2月に体調を崩し、急性リンパ性白血病と診断され入院。約10カ月の闘病生活を経て昨年12月退院した。闘病後、テレビ番組に登場したのは初めて。インタビューは昨日収録された。

 池江はにこやかな笑顔で登場。インタビュアーのスポーツキャスター・松岡修造に対し、出演に至った心境を「この番組に出させていただいて、たくさんの方に見ていただくことで、そういう病気の方たちにとっても絶対に希望を持って治療に励んでほしいし、とにかくここまで元気になれた人間がいたんだから、あなたも元気になれるよっていうことを伝えたい」と淡々と語った。

 現在の体調は安定しており、トレーニングも再開。「(再開時は)筋肉痛がすごかったです。やっぱり筋肉が落ちていて、できない自分がある意味面白い。ここからどれぐらいのスピードで自分が成長していくのか楽しみ」と話した。

 昨年2月に白血病と告げられたときは、抗がん剤治療で髪の毛がすべて抜けると言われて大泣きしたものの、部屋に戻ってからは「病気になったらなったで頑張るしかない」と、すぐに気持ちをポジティブに切り替えたという。

 前向きな気持ちになれた理由を、池江は「世界記録までもう少しというところまで行って、東京オリンピックで金メダル候補と言われるようになってから、やっぱりどこかにプレッシャーがあった。もうオリンピックについて考えなくていいんだという気持ちになった」と話した。

 今の目標であるパリ五輪出場について「覚悟はしています。パリに出れなかったとしても次があると思っています。パリが24歳、次が28なので」と決意を示し、「自信があるわけではないんですけど、目標って絶対必要だと思う。水泳だけじゃなくて人生において」と語った。ときたま、泳いでいる自分の姿を夢に見るといい、「タイムも出て、意外と速いのでびっくりした。夢ですけどね」と笑顔を見せた。

 以前は水泳をすることも生きていることも当たり前に思っていたものの、病気を経た今では「ここにいることが奇跡だし、生きていることが奇跡だというふうに気持ちが変わりました」と池江。「自分が今どういう立場でどういう気持ちで生きていくべきかを考えさせられた。自分の人生にとっては大きなターニングポイントにもなるんじゃないかと思います」と話した。
《角谷》
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