アカデミー賞発表直前!作品賞の候補9作品をチェック | RBB TODAY
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アカデミー賞発表直前!作品賞の候補9作品をチェック

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『1917 命をかけた伝令』(c)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved
  • 『1917 命をかけた伝令』(c)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved
  • 『パラサイト半地下の家族』(c)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED /2019年/韓国/132 分/PG-12/2.35:1/英題:PARASITE/原題:GISAENGCHUNG/
 世界中の映画ファンから注目を集める第92回アカデミー賞授賞式が、現地時間2月9日(日本時間2月10日)に米ロサンゼルスで開かれる。今年は作品賞に9作品がノミネートされた。


 まず、ノミネート数でいえば、『ジョーカー』が作品賞はじめ、監督賞(トッド・フィリップス)、主演男優賞(ホアキン・フェニックス)、作曲賞(ヒルドゥル・グーナドッティル)など最多11部門でノミネート。



 一人の男が悪のカリスマ"ジョーカー"に変貌するまでを描いたサスペンス・エンターテイメントで、ここに至るまでに、アメコミ作品初の快挙となるヴェネツィア国際映画祭最高賞となる金獅子賞を受賞するなど前評判が高い。

 さらに、こちらも本命と名高いのは作品賞と監督賞にノミネートされている『1917 命をかけた伝令』。



 日本では2月14日に公開されるが、すでに英国アカデミー賞では、作品賞を含む最多7冠を獲得するなど、世界の映画賞を席捲中。英国軍の伝令兵による決死のミッションが描かれた同作だが、その撮影手法にも注目で、観る者を物語へと誘う“ワンカット映像”は圧巻だ。



 『パラサイト 半地下の家族』は、ゴールデングローブ賞で韓国映画として史上初となる外国語映画賞を受賞。作中で描かれるのは、しがない内職で日々を繋ぐ貧しいキム一家。窓を開ければ目の前に地面という“半地下”の家での生活から抜け出せずにいる。そんな生活は、豪邸に住む裕福なパク社長一家との出会いで、どのように変化するのか?



 近年、注目度の高いNetflix配信作品からは、『アイリッシュマン』と『マリッジ・ストーリー』の2作品が作品賞にノミネート。『アイリッシュマン』は、ロバート・デニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシが出演しているほか、監督はマーティン・スコセッシという話題の作品。上映時間209分というスコセッシ監督渾身の超大作だ。アカデミー賞の前哨戦として知られる米ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞(作品賞)、そして第85回ニューヨーク映画批評家協会賞でも(作品賞)を受賞している。



 一方の『マリッジ・ストーリー』は、離婚プロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の姿を、アカデミー賞候補監督ノア・バームバックが描いた作品。人気女優スカーレット・ヨハンソンが出演するなど、キャスト陣も豪華だ。



 ほか、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが初共演を果たした話題作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。



 19世紀を代表する女性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー小説『若草物語』を原作とした『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。



 マット・デイモンと、クリスチャン・ベイルというアカデミー俳優2人が初共演し、世界が熱狂した1966年のル・マン24時間レースを題材とした『フォード vs フェラーリ』。



 第二次世界大戦下のドイツを舞台に、立派な兵士を志す心優しい10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)の奮闘を描いた『ジョジョ・ラビット』も作品賞ノミネートを果たしている。

 「第92回アカデミー賞授賞式」は、WOWOWプライムにて2月10日8時30分から生中継。
《KT》
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