仕事しながらOK!? 次世代型人間ドックを受診してみた | RBB TODAY

仕事しながらOK!? 次世代型人間ドックを受診してみた

電子医療機器に影響があるからと携帯電話やスマホを禁止している病院は多い。しかし、検診中の待ち時間にスマホどころかPCを持ち込んでちょっとした作業できる人間ドックがあるらしい。

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受付はスマホをかざすだけ
  • 受付はスマホをかざすだけ
  • 更衣室
  • 最新機器による眼科検診
  • KRD nihombashi:次世代型人間ドック
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  • KRD nihombashi:次世代型人間ドック
  • 歯科検診中
  • 歯科検診のカルテ:音声認識により自動的に作成される
電子医療機器に影響があるからと携帯電話やスマホを禁止している病院は多い。しかし、健診中の待ち時間にスマホどころかPCを持ち込んでちょっとした作業できる人間ドックがあるらしい。

この業界でこの年令になると、健康なやつは見たことない! 飲み会で出るのは持病自慢と葬式の話ばかりだ。健康診断といいながら、実態は不健康診断になるのがオチ。だが、いつまでもそんな昭和脳で仕事をしていてはいけない。この先、年金や保健制度は厳しくなる方向だとしたら、予防や未病対策は重要だ。

オープン直前、その健診を体験できるというので、行ってみた。

●フォローアップ検査やセミナーなどで長期ケア

KRD Nihombashiは、ただ健診をするだけでなく、その後半年ごとの血液検査によろフォローアップや生活習慣を改善するための活動も支援するという。その活動は、受診者の健康リテラシーを高め病気にならない健康を維持してもらうため、料理教室、栄養やトレーニングに関するセミナー、ヨガ教室やエクササイズといったイベントを開催する。キッチンスペースもこの施設には用意されている。

料理教室やセミナーを行う会場

平たく言えば、人間ドックの検査を、ただ受けて終わりではなくその後のフォローアップや健康維持の取り組みを提案してくれるというサービス。通常の健康診断や人間ドックは、結果をもらって終わりになってしまう。経過観察くらいだと、食事を変えようとか運動しようなどなりにくい。ここの検診は、6か月後の血液検査やセミナーなどの提案もいっしょにしてくれるそうだ。

生活改善などしたくてもできない「低意識症」の私のような人間のため(だけではないが)、ありがたいサービスといえよう。

●自由診療扱いだがコスパは悪くない

施設内のデザインはなかなか凝っている。まず受付からして病院や健診センターっぽくない。落ち着いたカウンターで担当者が丁寧に対応してくれる。健診着もよくある甚平タイプではなく、そのまま家着やパジャマに使えるようなデザインだ。健診終了後は持って帰えることができる。

受付はスマホをかざすだけ

健診が混みあってくると、待ち時間を持て余すことがある。大病院の人間ドックセンターではないので、それほど混雑するとは思えないが、施設内には読書コーナーやコンセント付の作業カウンターがある。書架には、施設オススメの健康関連タイトルなどが並ぶ。

コンセントがあっても、普通病院は携帯電話禁止だろう、と思うかもしれないが、この施設の最大の(と筆者は個人的に思う)特徴は、むしろスマホ必携という点だ。さきほどの受付だが、受付そのものはいたってシンプルで、事前にネット申請でもらったバーコードをかざすだけだ。以後の健診もペーパーレスで、それぞれの検診ごとにバーコードを提示するだけだ。しかも、スマホやノートPCその他を持ち歩けるように、布製の手提げバッグももらえる。

パーソナルスペースで読書や作業が可能
コンセントつきの作業カウンター

自由診療による健診であるため料金は少々高い(健診項目によって5~10万円前後)が、施設のサービスと先進機器による健診・サポートが受けられることを考えると、コスパは決して悪くない。

●最先端の眼科検査機器と音声認識による歯科健診

今回の検診は、目と歯にした。人間ドックで一般的な、身長・体重、胃・肺のレントゲン、血液検査、超音波検査、聴力検査、婦人科検査、問診など一通りそろっているが、眼科検査の機器が充実しているのと、通常の人間ドックでは珍しい歯科健診がここの特徴らしい。

確かに歯の検査までしてくれるのは珍しい。自分など大きな症状がでてないので、もう10年くらい歯医者に行っていない。本来は定期的なメンテナンスが必要なはずなので、いい機会と思って受けることにした。

眼科検査で受けられるのは、視力、眼圧、網膜検査、眼底検査、視野検査などだ。これらはすべて座って機械をのぞき込むタイプの最新機器で行う。緑内障や眼底の異常はこれらの検査でだいたいスクリーニングできる。網膜検査をする機械は、最新式の検査器具で、従来タイプより撮影範囲が広いのが特徴だ。網膜剥離や目の疾患は急な症状に襲われることがあるが、広範囲な画像によって、早期発見やその他のリスクを知ることにもつながる。



歯科健診では、器具で口を広げての写真撮影と医師による歯の検診を行う。学校の歯科健診でやる「C3からC7…」とかいうアレだ。歯の状態と歯茎の状態を調べてくれる。検査そのものは人間(医師)が行うが、カルテづくりは機械が自動的にやってくれる。医師が発した言葉を音声認識が処理してくれるのだ。横でメモなど取る必要はない。

歯科健診のカルテ:音声認識により自動的に作成される

すべての検査結果は、クラウドに保存されWebで確認することができる。予約時に施設のサイトでマイページを作るのだが、そこに結果が書き込まれる。マイページは、健診前の問診も行うようになっている。300項目を5日分(食事や便の状態)答えるのだが、その分、検査結果は、数値のレポートだけでなく、詳細なアドバイスも可能にだそうだ。
《中尾真二》

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