戸次重幸「妻の妊娠が自分を後押し」……映画『ゆらり』の追加キャスト発表 | RBB TODAY
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戸次重幸「妻の妊娠が自分を後押し」……映画『ゆらり』の追加キャスト発表

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戸次重幸「妻の妊娠が自分を後押し」……映画『ゆらり』の追加キャスト発表
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 映画『ゆらり』は11月より全国順次公開予定。このほど、追加キャストして戸次重幸、萩原みのり、山中崇、遠藤久美子、平山浩行、渡辺いっけい、鶴田真由らの出演が発表された。

 わずか10日間の公演で2000人以上を動員した西条みつとし主宰のTAIYO MAGIC FILMの大人気舞台『ゆらり』が映像化された同作。西条自らが脚本を手がけ、舞台の感動をそのままに岡野真也と内山理名のW主演で映画化されたことが先日発表されていた。

 同作は、現在、未来、過去の三部構成。第1部である現在のシーンで、生き別れた娘がバイトをしていると知り、石川県の民宿「赤木箱」にやってくる中年の男・高山役に戸次重幸、自分は父親に捨てられたと思っている娘役に萩原みのり。高山の想いを知り、一緒に民宿までやってくる後輩の保科役に遠藤久美子。さらに、岡野真也演じる民宿の31歳の女主人・泉凛香の娘・ゆかりと、狂言誘拐を計画する凛香の夫・孝介役に山中崇。第2部である未来のシーンで、内山理名が演じる、凛香の娘でシングルマザーである木下ゆかりの別れた夫・正樹役に平山浩行。第3部である過去のシーン(現在より8年前)で23歳の凛香が、東京でうまくいかなかったイライラをぶつけてしまう母・美和役に鶴田真由。なだめる父・幸雄役に渡辺いっけいらが出演し、民宿を営む家族や宿泊客など、「伝えられなかった想い」を抱える人々が家族の絆を取り戻す姿が笑いと涙で描かれている。

 追加キャストとして出演が決まった戸次は、「父親役はこれまでも何度もやらせていただいていたのですが、今回の様にここまで複雑な事情を背負った父親を演じたのは初めての経験でした。」と語り、「撮影当時妻が妊娠中でしたので、父親の自覚はすでに芽生えていたのを覚えています。それが今回の役を演じるに当たり自分を後押ししてくれました。」と自身のプライベートと同作を重ね合わせて役を演じたことを伝えている。ちなみに、戸次の妻は、2015年に結婚した女優の市川由衣だ。

 さらに、萩原と鶴田の2人は「戸次重幸さん演じるお父さんに、精一杯、愛をぶつけました。お父さんっ子の私は、父がいなくなったら、を考えただけで涙が止まりませんでしたが、いてくれることも当たり前だけど、いつかいなくなることも事実で。観終わった後に家族にお礼を言いたくなるような、大好きと伝えたくなるような、そんな作品です。」(萩原)、「ラストシーンの娘との食事のシーンは、岡野さんがとても頑張ってくれて素敵なシーンになったと思います。」(鶴田)とそれぞれ作品の見どころを伝えている。映画『ゆらり』は11月より順次全国ロードショー。
《KT》
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