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顔認証でフーリガン対策!NECがコロンビアのサッカースタジアムにシステム提供

IT・デジタル セキュリティ
リオ五輪の「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」内にある記者会見会場の入場管理用にも導入されていたNECの顔認証技術。世界規模で導入事例を増やしている(撮影:防犯システムNAVI)
  • リオ五輪の「Tokyo 2020 JAPAN HOUSE」内にある記者会見会場の入場管理用にも導入されていたNECの顔認証技術。世界規模で導入事例を増やしている(撮影:防犯システムNAVI)
  • NECの顔認証技術は、米国国立標準技術研究所(NIST)が実施した顔認証技術ベンチマークテストで3回連続1位となるなど国際的にも高く評価されている(画像は公式Webサイトより)
 NECは12日、コロンビアで2番目に大きな都市であるメデジン市のサッカースタジアム「エスタディオ・アタナシオ・ヒラルド・スタジアム」(収容人員45,000人)に、映像監視システムを提供したことを発表した。

 今回NECが提供した映像監視システムは、カメラ映像向けのリアルタイム顔認証ソフトウェア「NeoFace Watch」を活用したものとなる。スタジアムの入り口や通路、観覧席など合計40か所170台の高解像度カメラで撮影した映像に、あらかじめデータベースに登録されたフーリガンがいるかを検出することができるという。

 フーリガンが検出された場合、スタジアムの集中監視センターからスタジアム内のスタッフに連絡が行われ、フーリガンの入場制限や厳重な監視を行うことで暴動を未然に防止し、スタジアムの安全性強化に貢献する。

 NECはブラジルの14の国際空港やアルゼンチン・ティグレ市の街中監視システムなど、ラテンアメリカ諸国において顔認証を活用したセーフティソリューションを多数構築している。

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《防犯システム取材班/鷹野弘》
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