離れて暮らす親が要介護者になってしまったら……。覚えておきたいIT介護サービス | RBB TODAY
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離れて暮らす親が要介護者になってしまったら……。覚えておきたいIT介護サービス

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離れて暮らす親が、要介護者になってしまったら・・・・・・覚えておきたいIT介護サービス
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日本の生産年齢人口(15~64歳)は7,708万人と、1995年をピークに減少し続けている。介護サービスに携わる人員不足も顕著で、要介護者の家族が担う身体的、経済的、精神的な負担も増大している。介護や看護を理由に、働き盛りのビジネスマンがやむなく離職・転職を迫られるケースも目立つようになった。

医療・介護を必要とする要介護者は今後も増加する見込みで、介護サービスの拡充は社会的課題として喫緊の課題となっている。こうした問題を解決するため、注目を集めているのがIT分野だ。

■介護サポーターと利用者を結ぶ「ファミリーサポーター」

介護現場のIT化がもたらす人員不足の解消、そして要介護者と家族が安心して暮らせる新たなサービスの登場に期待が寄せられているなか、登場したのがエキサイトの提供する「ファミリーサポーター」だ。

ファミリーサポーターは、家事代行や介護支援を行う「サポーター」と、サポートを必要とする利用者のマッチングサービス。

利用者は、Webサイト上に掲載された経歴、資格、地域、顔写真などの豊富なプロフィールから、希望する条件に合ったサポーターを選ぶことができる。直接依頼によって高額になりがちな家事代行・介護支援サービスを、1時間1,800円からというリーズナブルな価格に抑えたほか、家事、付き添い、見守り、ペットの世話、話し相手といった介護保険適用外のサービスにも対応。仕事が忙しい利用者でも申し込みやすく、状況やスケジュールに合わせて活用できる。

なんの準備もないまま突然介護者となってしまい、「どうしたらいいかわからない」「家族や周囲の理解を得られない」といった悩みやストレスに苦しむ人も少なくない。ファミリーサポーターには介護職者をはじめ、実際に家族の介護をした経験者が揃っており、介護する家族の立場に立ったアドバイザーとして相談にのってくれるのも心強い。

さらに、ファミリーサポーターで成立したサービス中に起きた事故を対象として、エキサイトが契約者、サポーターが被保険者となる上限2億円の賠償責任保険にも加入している。万が一の事態にも備え、安心して利用できるのもポイントといえるだろう。

■自由度が高い条件設定と安心の仮払いシステムを採用した「ケアフル」

福祉サービス事業を手がけるケアフルが、シェアリングエコノミー型サービスとして4月にプレオープンしたのが、「生活サポート・クラウドサービス ケアフル」だ。

ケアフルは、依頼者が登録サポーターに対して直接仕事を依頼できるサービス。料金系統は2種類あり、掃除をはじめ家事や草むしりなど一般的な依頼が1回1時間あたり1,800円から、見守り・介護に関しては1回1時間あたり2,400円からで、後者は介護資格を持ったサポーターへ依頼できる。また、これらを組み合わせて依頼することも可能となっている。依頼料金には、サポーターへの報酬、交通費、システム手数料などがすべて含まれており、遠方やベテランサポーターなど高い報酬を希望する場合は自由に依頼料金が調整できるのも特徴だ。無料の会員登録を行えば、サポーターも指名できる。

さらに、Webサイト上で会員登録から支払いまでを完結できるのもポイントのひとつ。依頼成立時にケアフルへ仮払いすれば、あとは依頼者とサポーター間で現金を直接やり取りする必要がないため、安心して利用できるわけだ。なお、支払いはクレジットカード(VISA/Master)や各種コンビニ払い、Pay-easyから選択が可能となっている。そのほか、物損や依頼者のけがなど、依頼遂行中に発生した各種トラブルに備えて、ケアフル側で東京海上日動の保険に加入している点にも注目したい。

2020年には65歳以上の高齢者人口は約30%になるといわれている。それまで元気にしていた家族が突然倒れ、介護が必要になるという状況は決して他人事ではない。IT化が高齢者の介護問題にどのような影響を与えていくか、今後も注目だ。


文:ユータック

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