期待はずれ?購入決定?iPhone SE&iPad Proのポイントを分析! 2ページ目 | RBB TODAY
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期待はずれ?購入決定?iPhone SE&iPad Proのポイントを分析!

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iPhoneの新モデルとして登場した「iPhone SE」(C)GettyImages
  • iPhoneの新モデルとして登場した「iPhone SE」(C)GettyImages
  • Appleのティム・クックCEO(C)GettyImages
  • iPhoneの新モデルとして登場した「iPhone SE」(C)GettyImages
  • iPhoneの新モデルとして登場した「iPhone SE」(C)GettyImages
  • 9.7インチの小型版「iPad Pro」(C)GettyImages
  • 9.7インチの小型版「iPad Pro」(C)GettyImages
  • 9.7インチの小型版「iPad Pro」(C)GettyImages
  • 9.7インチの小型版「iPad Pro」(C)GettyImages
 「iPhone SE」の基本的な処理性能についてはプロセッサー「A9」、コプロセッサーが「M9」の仕様を共通とする「iPhone 6s」と同等になると考えられる。同じ4インチの「iPhone 5s」に比べるとCPUの性能性能は2倍、GPUの画像処理は3倍のスピードになると発表されているが、この辺の実力は発売後に検証してみたい。

 カメラまわりはスペックを見る限りでは「iPhone 5s」に比べて大きく進化しているようだ。メインのiSightカメラのセンサー解像度は8MP(メガピクセル)から12MPにジャンプアップした。iPhone 6sも採用する「Live Photos」や、「Focus Pixel」技術による高いオートフォーカス性能、並びにセルフィ撮影時にメインディスプレイを発光させてストロボの代わりにする「Retina Flash」が採用され、写真撮影時の利便性アップや機能拡張が実現されていることがわかる。動画撮影は4K対応になり、再生ズームにも対応した。ただ一点、FaceTimeカメラの性能が1.2MPに据え置かれたのは残念に感じる。

■「3D Touch」は非対応に

 ディスプレイはサイズだけでなく、解像度も「iPhone 5s」のまま変わらない。「iPhone 6s」にあって「iPhone SE」にはないものが感圧式の3D Touchインターフェースだ。iOS 9.3のフィーチャーとなるブルーライトカット機能「Night Shift」も利用できる。

 通信まわりではLTEによる音声通話のVoLTEに対応したほか、TD-LTEの周波数帯域もカバーした。Wi-Fiは高速規格の11acを新たにサポートしている。デジタルインターフェースはLightning端子のままとなりUSB-Cへの変更はなかった。また一部でなくなってしまうのではないかとウワサされていたヘッドフォン端子についても従来機と変わらず搭載されている。

 内蔵バッテリーの容量は明らかにされていないが、3G連続通話時間は5sの10時間に対してSEでは14時間に伸び、ビデオ再生やオーディオ再生の最大時間もアップしている。この辺りはソフトウェア処理の最適化などにより実現している可能性もある。肝心なのは普通に使ってフル充電からどれぐらいの時間バッテリーが持つのかという点だが、これについても発売後に検証する機会があれば試してみたい。

■ローズゴールドが加わった9.7インチの小型版「iPad Pro」

 「iPad Pro」については、昨年11月に先行発売された12.9インチの大型モデルから名前がそのまま変わらず、一部にウワサされていた「iPad Pro mini」のように呼び分けるネーミングにはならなかった。些細なことだが、店頭で購入する際にはショップのスタッフに「9.7インチのiPad Proをください」と伝えるか、あるいは「iPad Proをください。9.7インチの方(または“小さい方の”)」といった具合に製品名とサイズをリクエストしなければならないので少し手間だ。

 なお「iPad Air 2」と「iPad mini 4」の販売は継続される。アップルのサイトを見る限りでは「iPad mini 2」もすぐには販売終了にならないようだ。ティム・クック氏が誇らしげに語る通り、iPadのラインナップもずいぶん充実した感じがする。
《山本 敦》
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