不正通行者を逃さない!365日連続使用できる交通監視カメラ向け偏光レンズ | RBB TODAY
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不正通行者を逃さない!365日連続使用できる交通監視カメラ向け偏光レンズ

エンタープライズ セキュリティ
特殊偏光型バリフォーカルレンズ「SNC-GPL90」を使った偏光効果を示すデモ展示の様子(撮影:防犯システムNAVI)
  • 特殊偏光型バリフォーカルレンズ「SNC-GPL90」を使った偏光効果を示すデモ展示の様子(撮影:防犯システムNAVI)
  • 「SNC-GPL90」は高い光透過率と、365日の連続使用可能な点を大きな特徴としている(撮影:防犯システムNAVI)
  • デモ展示と近い環境で一眼レフカメラで撮影した画像。カタログに反射が見られたり、ガラスへの写り込みが確認できる(撮影:防犯システムNAVI)
  • 「SNC-GPL90」で撮影した映像。一眼レフカメラで撮影した画像と違い、カタログの反射やガラスの写り込みを低減している(撮影:防犯システムNAVI)
  • 同ブースのパネルには、「SNC-GPL90」の実際の利用シーンを想定した実験画像が展示されていた(撮影:防犯システムNAVI)
  • 「SNC-GPL90」の隣に展示されていた高解像度ITSでの車番認識向けの固定焦点及びバリフォーカルレンズの数々(撮影:防犯システムNAVI)
 富士フイルムは、11日まで東京ビッグサイトで開催された「SECURITY SHOW 2016」にて、ITS(Intelligent Transport Systems)と呼ばれる高度交通システム用として、ETCゲートなどで不正通行を行う車両の運転手を撮影するための特殊偏光型バリフォーカルレンズなど、複数の交通監視用途の製品展示を行った。

 これまで車の正面近くから運転席を撮影する場合、車内の様子や運転手の顔などが光の反射などにより鮮明に映すことが難しく、その対応策として偏光フィルターを使おうにも、通常の偏光フィルターでは熱や光に弱く、可視光透過率が低いために夜間などは継続して使用できないといった複数の課題があった。

 参考出展された特殊偏光型バリフォーカルレンズ「SNC-GPL90」は特殊方式の偏光レンズを採用しており乱反射を除去し、高い光透過率を誇る。さらに熱や光に強く、365日の連続運用も可能だ。

 同社のブースでは、実機を使ってリアルタイムの偏光デモを実施。通常なら天井照明の映り込みや乱反射などで不鮮明となる撮影シーンにおいて、鮮明な映像を映し出していた。

 想定される用途は、前述している通り、高速道路などのETCゲートなどでの利用の他、工場や重要機密施設などの出入り口監視などの用途にも適している。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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