総務省の“実質0円撲滅”で「中古スマホ市場」にも影響!? 業界最大手ゲオに聞いてきた
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一方で、かねてから市場では格安SIMサービスの認知度が高まるとともに、格安SIMと相性が良い“中古スマホ”市場にもユーザーの選択肢が広がりつつある。こうした状況で、その中古スマホ市場にはどのような影響をもたらすのだろうか。
業界最大手のゲオが26日、翌日にリニューアルオープンを控えた「ゲオモバイル アキバ店」にて、メディア向け内覧会を実施。同社のモバイル運営ゼネラル・マネージャーの森田広史氏に、中古スマホ市場の現状や今後について話を聞いた。
■“実質0円撲滅”は中古スマホ市場に追い風となるのか?
--- ここ最近、客層に変化は見られるようになった?
急激な変化ではありませんが、格安SIMサービスの注目度が高くなったことで、興味を持たれたお客様が来店されるようになりました。以前は30代、40代のITリテラシーの高い男性が中心でしたが、最近では客層が豊かになりつつあります。例えば、通信コストを下げたいという女性が増えました。ご両親に、あるいはお子さんにスマートフォンを買いたい、というお客様の姿も見られるようになりました。
--- 大手キャリアが「実質0円」や「キャッシュバック」をともなう販売をやめたことは、中古スマホ市場にとって追い風となるのか?また、格安スマホの流行についてはどう考えている?
スマートフォンの新規利用が減れば、中古で流通するスマホも少なくなるので、「実質0円」や「キャッシュバック」の廃止が必ずしも追い風になるとは言えません。ただMVNOのシェアが広がることで、中古スマホの需要も上がると期待しています。
--- ゲオモバイルでは、この状況をどのように事業に活かしていきたい?
スマートフォンの買い換えサイクルの短いユーザーの端末を買い取り、サイクルが長いユーザーに提供するという、一連の流れがつくれれば嬉しいですね。1~2年でスマホを買い換えていく方の受け皿となりたい。弊社としては、買い取ったスマホをしっかりとリファービッシュ(編集部注:中古端末を整備すること)して、市場に出せる流れをつくることが大事だと考えています。ちなみに中古市場では、販売から2、3年が経過したスマホでもニーズがあります。国内ではやはりiPhone、Xperiaといったブランドが人気。例えば「iPhone 5s」(2013年9月発売)は発売から2年以上経ちますが、依然として人気が高いですね。
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