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【レビュー】「Amazon Fire TV」を購入!Stickで視聴してみた!

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  • 電池のAmazon銘柄。なにか嬉しくなる
  • YAMAHAサラウンドシステムへ接続
  • 購入したIDが初期設定で入っていた。これは便利
  • 機能制限も設定できる
  • FireTVホーム画面
  • Youtubeなどはアプリとなっておりダウンロードしておく必要がある
 昨年はAWA、LINE Music、Apple Musicと音楽聴き放題サービス元年だったが、Amazonもプライム会員向けに聴き放題としたAmazon Prime Musicを始めた。こちらは100万曲無料をうたっており、Fire TV Stickでも聴くことができる。比較的サクサクと音楽を選び楽しめるものの、プレイリストからの視聴がメインのため、特定の曲を探したり出会ったりする確率は下がってしまいそうだ。この辺りは使い込みによる、Amazonリコメンドエンジンに期待したいところ。購入したデジタルミュージックも当然聴くことも可能だ。なお背景にイメージもなく良く言えばシンプル、悪く言えばつまらない。他のアプリへ移動すると音楽は止まる。

■これ1台で満足できるか?

 Amazonサービスとして不思議に思ったのは「写真」だった。馴染みのないのも無理がないAmazon Cloud Driveという別のアプリケーションが存在する。スマートフォンに同名アプリをインストールし実行することで、撮った写真をAmazonのCloudへ保存していくサービスだ。FireTVではその写真をここで表示することができる。

 リモコンは方向関係なく操作ができる無線式で、スタイリッシュで操作はしやすい。ただ早送りや巻き戻しを直感的に操ることはできないと感じる。別売りの音声認識リモコンであれば動画の検索が音声でもおこなえる。スマートフォンにFireTVアプリを入れることでも音声認識も利用できる。動画コンテンツを探すだけとなっているようで、音楽検索や操作はできなかった。この辺りも今後改良されるのではないだろうか。なお、スマートフォンアプリと同じWi-Fi環境でアプリを起動しリンクさせるだけだった。画面の指示に従い4桁の番号で同期される。文字入力はキーボードでしたいのでスマホアプリもマストになりそうだ。

 起動から操作できるようになるまでのウェイトが少し感じるが、普段はスリープしていることになるので、サクサクと起動してくれる。スリープはホームボタン(家マーク)を長押しでスリープを選択。起動はどのボタンでも反応して立ち上がる。アプリ内の検索や動作はストレスを感じることはない。購入動画など待ちはあるものの許容範囲だ。

 同機の登場で、新作映画を日常的にレンタルする人はAmazonコンテンツ派かiTunesコンテンツ派なのかでハード選びが必要なのは言うまでもない。HuluやNetflixはどのプレイヤーでもアプリで楽しめる。となると、お得感ある無料見放題のプライムビデオがキーになるだろう。ただ残念ながらドラマや映画コンテンツはHuluと同じものが目立つ。また字幕と吹き替えが別の映画として存在するのもHuluに近いと感じる。ただしサラウンドはHuluよりも上の品質で配信してるように筆者は感じた。もう一つ気になるのはランキングはアニメで埋め尽くされており、今現在の会員趣向はそちら側が多いかなと感じた。

 すぐ届くプライムを愛してやまないAmazon愛好家にとっては十二分なアイテム。ただ音楽も映画、ドラマもこれ一台とまで言えないのが悩ましいところではある。Netflixのようにオリジナルドラマを制作し公開も増やしていくということで、Amazon限定コンテンツが今後増えていくだろう。結局はコンテンツに行き着いてしまうものの決して邪魔になるハードではない。
《佐藤みつひろ》
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