芥川賞作家の羽田圭介、人気の理由を「捨て身の部外者」と自己分析 | RBB TODAY
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芥川賞作家の羽田圭介、人気の理由を「捨て身の部外者」と自己分析

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羽田圭介【写真:鶴見菜美子】
  • 羽田圭介【写真:鶴見菜美子】
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 芥川賞作家の羽田圭介が15日、都内で行われた「セガール川柳コンテスト」記者発表会に出席し、メディアに引っ張りだこの理由を自己分析した。

 スティーヴン・セガールをイメージし、全身真っ黒の自前服でクールに登場した羽田。しかし、この日のためにわざわざ調達したという革のタイトなジャケットについては「暑くて後悔しました」と苦笑い。そして、「秋葉原の童貞とかもこういう格好しているじゃないですか」とぶっちゃけ、会場を沸かせた。

 第153回芥川賞を受賞当時は、ダブル受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹に話題をさらわれた羽田だが、最近ではバラエティ番組に立て続けに出演し、個性的なキャラクターでブレイク。ところが、当の本人は「新しくやる仕事が増えただけで、(人生が)変わったわけではない」と冷静で、「受容があるのは、(芸能界に)生き残ろうとしない捨て身の部外者だから」とキッパリ。また、「小説家なのにこんなこと言うんだという意外性」がウケていると分析するも、「意外性は一過性のもの」と淡々と語った。とはいえ、来年の予定も詰まっており、現在は出演オファーの5分の3は受けているというが、ここでも羽田節がさく裂。出演理由を「新刊本を出した時に宣伝したいから」とコネクション作りであることをあけすけに語り、笑いを誘う。

 2015年を「コントロール不能。全部自分の努力というわけではなく、思わぬことで決まってしまうことが多い」と振り返る羽田は、「来年は小説を3冊出したい。コントロールできないことがわかったので、こうしたいとかではなく具体的な目標しかない」と明言した。

 「セガール川柳コンテスト」は、2016 年元日にCS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送する「スティーヴン・セガール12 連発」を記念して開催される、セガールをテーマにした川柳を募集する特別企画。羽田は、セガールの吹き替えを担当する声優の大塚明夫とともに審査員を務める。
《錦怜那》
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