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ビーコンを使い、子どもや認知症高齢者を見守り……JR西とHAMOLO、事業化に向け実験

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実験の概要
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  • 「キンセイ」の利用画面
 西日本旅客鉄道(JR西日本)とHAMOLOは19日、「見守り位置検索サービス」の事業化に向け、共同実験を行うことを発表した。ビーコンを活用し、子どもや認知症高齢者の位置情報を把握するものだ。

 HAMOLOは、ビーコンを活用した位置検索サービス「キンセイ」を首都圏を中心に4月からスタート。ビーコンを持った子どもや認知症高齢者の位置情報を、保護者や介護者が、専用アプリをインストールしたスマホなどから確認できるという。今回、JR西日本の鉄道ネットワークを活かし、両社で事業化に取り組む。

 今回のサービスでは、位置情報の受信のほか、地域ぐるみの共助の考え方による「サポーター」機能も導入。見守り対象者が、「サポーター」や、駅や学校等の施設に設置された「定点レシーバー」の近くを通過した際に、ビーコンの位置情報が保護者などに伝わり、専用アプリの画面でその履歴を確認できる。これにより、保護者などから迷子情報を発信してサポーターに見守り対象者の保護を求めることなども可能になる。

 実験では、定点レシーバーをJR西日本の京阪神エリアの主要駅に設置。今後は、学校等への設置も検討、2016年度中の本格展開を目指す。
《冨岡晶》
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