9日放送の「月曜から夜ふかし」（日本テレビ）で、タレントのマツコ・デラックスが、ホームとも言える新宿2丁目と距離を置いていることを明かした。 同番組内で、新宿2丁目の店が紹介された際に、マツコはそのきっかけになったある事件について語った。その事件は、後輩の女装家が店のママになったお祝いで訪れた際に起きたという。 「それも3、4ぶり。決死の覚悟でミッツ（・マングローブ）に"私行くの怖いわ"って言いながらね」と語るマツコは数年ぶりの新宿2丁目に不安を感じていたようだ。そして、マツコが帰りのタクシーを拾うために道で待っていると、1人の男性が舌打ちしながら近づいてきたという。「50m先から挑戦的な目だったわよ、あいつ」と、その男性からの敵意を感じつつ、「うわ～、厄介なオカマが来るわねって思って、でもいまさら隠れるのも…」とタクシーを待ち続けたところ、再びすれ違いざまに至近距離で舌打ちされたのだ。さすがのマツコも、「オイお前今舌打ちしたろコノヤロ～」と男性を怒ったが、相手は「（舌打ちなんて）し・て・ま・せ・ん！」と反論し、口論になりかけたという。 「あそこが唯一の戻る場所だと思ってたのに！」「芸能界でダメになったら2丁目でカウンターぐらいの店でも出そうと思ってたら…」と、新宿2丁目への未練と落胆を明かした。しかし最後には、「もういいわよ！天涯孤独になってやる！」と宣言し、いつものマツコらしく振り切った。
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