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本日は『バック・トゥ・ザ・フューチャー・デイ』、未来技術はどこまで実現?

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総合的な評価(同レポートより)
  • 総合的な評価(同レポートより)
  • 「Adobe Digital Index:バック・トゥ・ザ・フューチャーで登場した未来の技術実現度調査」表紙
  • ソーシャルの影響度(同レポートより)
  • IoTは評価A(同レポートより)
  • VRは評価B(同レポートより)
 今日2015年10月21日は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー・デイ』。日本でも米国でも、記念グッズが発売されたり、さまざまなイベントが開催されたりしている。そんななかアドビが、テクノロジーの観点から興味深い分析を行った。

 「2015年10月21日午後4時29分」というのは、26年前の1989年に公開されたSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』(BTTF2)のなかで、マーティーとドクがタイム・トラベルした未来の日付だ。アドビはこれを記念し、企業のマーケティング動向調査レポート「Adobe Digital Index」において、ソーシャル上での言及数をもとに、映画のなかで登場した2015年の技術がどれだけ実現されているかを分析した結果を、同日に発表した。

 このレポートによると、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ(3部作)の累計興行収入は約10億ドル。FacebookおよびTwitterのファンは400万人超えで、ソーシャル上での投稿は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー・デイ」のプロモーションが開始された2015年10月以降、2倍に増加しているという。

 未来技術としては「IoT革命(ウェアラブルの普及)」「テレビ電話」「平面テレビ」「タブレットPC」「指紋による支払・認証」が「評価A:実現」、「バーチャルリアリティゴーグル」「ドローン」「ホバーボード」「非石油系の未来自動車」が「評価B:まだ/B+:もうすぐ」となった。なお「シカゴカブスのワールドシリーズ優勝」は「評価TBO:結果待ち」だった。また同映画には「ファックス」のような消滅しつつある技術も、実は登場していることが指摘されている(評価D)。

 そういうわけで、「BTTF2で描かれた未来技術の実現度」は、「総合評価B+:もうすぐ」と、同レポートでは結論づけている。やや厳しめの評価かもしれないが、すでに多数の技術が実現していることが再確認された。
《冨岡晶》
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