インサイトは、東京ビッグサイトで16日まで開催されている「危機管理産業展2015」にて、事前防災表示装置「津波いのちパネル」の展示を行った。 同製品は、海や大きな河が隣接する自治体における津波に対する備えとして、避難場所や津波避難ビルの場所や安全とされる場所までの避難経路を示した電飾パネルだ。 大地震が起きてから確認するというよりは、常日頃から設置しておくことで、近隣住民に適切な避難場所・避難経路を周知させることを目的としている。 昨今では、デジタルサイネージの防災面での活用が注目されているが、多機能かつ扱う情報が多過ぎるゆえに、特定の1つの情報を周知させるには不向きな面もある。同製品は機能を絞ることで、確実かつ、印象的に避難場所と避難経路の周知させることに重きを置いているのが特徴だ。 従来の防災用看板のリプレイスや、コンビ二や駅周辺など人が集まりやすい場所への新設などを想定。現在、評価導入中の自治体もあるという。