エコ&災害時の備えを実現、宮城県東松島市の災害公営住宅が竣工&入居開始 | RBB TODAY
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エコ&災害時の備えを実現、宮城県東松島市の災害公営住宅が竣工&入居開始

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東日本大震災の経験から、住宅再建の優先度と災害時のエネルギー確保の重要性の認識を受けた官民一体の事業となる(画像はプレスリリースより)
  • 東日本大震災の経験から、住宅再建の優先度と災害時のエネルギー確保の重要性の認識を受けた官民一体の事業となる(画像はプレスリリースより)
  • 施設の概要。住宅エリアに加えて、集会所、近隣の病院、公共施設に対して災害時に給電できる仕組みとなっている(画像はプレスリリースより)
  • 給電に関わるシステムの概要。災害時に電力供給をする実現すると同時に、二酸化炭素排出の削減も可能な環境配慮型住宅でもある(画像はプレスリリースより)
  • 防災調整池に設置されている太陽光発電設備。このほかにバイオディーゼル非常用発電機、大型蓄電池などの電力を組み合わせて運用されていく(画像はプレスリリースより)
 宮城県東松島市と積水ハウスは、官民一体で進めてきた災害公営住宅「市営柳の目東住宅」を竣工し、8日より住民の入居が開始された。

 災害に強いまちづくり「東松島スマート防災エコタウン」構築事業の一環となっており、2016年3月にシステム全体の稼働を目指している。「市営柳の目東住宅」は、東松島市が災害仮設住宅からの転居をサポートする事業として、積水ハウスが企画設計から建築まで一貫して請け負った災害公営住宅で、「東松島スマート防災エコタウン」構築事業に含まれるものとなっている。

 「東松島スマート防災エコタウン」の防災面での最大の特徴は、災害公営住宅エリアと病院や公共施設に太陽光発電での自営線による電力供給を行い、不足分も電力会社から一括受電することで、エリア内でのエネルギーの地産地消を実現するシステムを採用している点。系統電力が遮断して停電した場合でも、3日間は通常の電力供給が可能となっている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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