安川電機、自動車ボディに特化した溶接ロボットを開発
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安川電機、新型産業ロボットを発売……自動車ボディの塗装に適用
今回開発した溶接ロボットは、自動車製造での自動車ボディ溶接工程で、幅広い設備環境に対応する「新形7軸スポット溶接ロボット」。従来の6軸構造のロボットのLアームの中間にL軸(第2軸)・U軸(第3軸)と同一方向に動作する1軸(E軸)を追加し、Lアーム長可変構造を実現した。これによって以前の6軸構造ロボットに比べてワークに対するUアームの姿勢がコントロールしやすくなり、自動車ボディのスポット溶接で、ツール姿勢動作範囲を拡大した。ワークに対しての接近性が良くなり、省スペースレイアウトを実現する。
今回の7軸構造によってMOTOMAN-VS100は、特に上下方向のツール姿勢動作範囲を拡大した。左右動作よりも上下動作を増やすことで、左右のロボットとの干渉を気にすることなく、高密度なレイアウトが実現する。
ツール姿勢動作範囲の拡大により、スポット溶接可能(面直でのアプローチが可能)範囲が広がり、レイアウト設計の手間を大幅に削減できる。
販売目標は年間2000台。価格はオープン。
安川電機、新形7軸スポット溶接ロボットを開発…自動車ボディに特化
《編集部@レスポンス》