「家具のリユース市場を確立する」……大塚家具 大塚久美子社長 | RBB TODAY
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「家具のリユース市場を確立する」……大塚家具 大塚久美子社長

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大塚久美子社長
  • 大塚久美子社長
  • 新ロゴ発表
  • 日本には家具のリユース市場はない
  • 「家具のリユース市場を確立する」……大塚家具 大塚久美子社長
 大塚家具は2日、新宿ショールームにて新ブランドビジョン発表会を開催。代表取締役社長の大塚久美子氏が登壇した。

 大塚久美子氏は新ロゴを紹介しながら、「以前のロゴとは似ているが新しさもある。従来の歴史を大切にしながら未来を作り上げていこうという姿勢を読み取っていただければ嬉しい」と話した。「幸せをレイアウトしよう。」という新しいスローガンもアピールした。

 また、アクションプランとして全店舗でのリニューアル、リユース市場の確立、会員制の改革を挙げた。

 店舗リニューアルは、従来の“モノを見せる”売り場から“住まい方を見せる”売り場に変更。店舗側から提案していくやり方に変更する。4月には受付まわりを中心に気軽に入りやすい空間作りを目指した同社だが、今回は第2弾としてファブリックサロンをオープンする。まず4日に新宿ショールームをリニューアルする。

 一番注目されたのはリユース市場への参入だ。「車の世界には中古車市場があって、私達は手放したものがちゃんと利用されることを知っている。家具だってそれができる」「本当は車よりも家具のほうが長持ちする。家具を車と同じようにリユースで使える仕組みを作れば、わたくしたちはもっと気軽に手放すことができるし、自由にインテリアに接することができるようになる。そのためには信頼できるリユース市場がないといけない。今、日本には家具のリユース市場はない。そこを確立すると、レンタル、ローン、リースなどができるようになる。これをインテリアの世界でやらないと、本当の意味でのインテリアを自由に楽しむということにはならない。ここを是非ひやりたい」と久美子社長は強調した。

 会員制については新しく「IDC PARTNERS」として10月1日にスタート。会員には催しの開催や優先的な案内がされる他、ポイント付与については商品加工、訪問点検、リフォーム、有料サービスなどにも拡大される。
《RBB TODAY》
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